2014年11月20日

ホンダ シルバーウイング600

 そうそう。
 更新しない期間に、実はこっそりバイクを一台買い換えました。
 シャドウ750が下取りに出され、新しく来たのはコレ。

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 ホンダ シルバーウイング600です。
 もともと、シャドウ750は実家に置きっぱなしになっていて、ほぼ父親が乗っていました。
 そうすると、シート高が低いのはいいんですが、取り回しに面倒な大柄の車体と重さ、あとは積載性能の低さがやや気になる、と。
 で、こりゃやっぱりビックスクーターかなあ、ということになりまして。
 シャドウはわたしの名義だったんですが、下取り金額は父親に譲る感じで、追い金は父親が払い、買い変えと同時に名義を父親にしてしまおうと。 

 ビックスクーターは以前乗ってたフュージョンで、「積載性能とかのかわりに走行性能は諦めるもの」というイメージでした。
 まあ、別にそれはそれでいいんですが、750ccの加速に慣れてしまうとさすがに250ccで重量級の車体を引っ張るのはちょっとかったるいよなあ、みたいな。
 だったら車検は面倒だけど、大型のビックスクーターにすればいいじゃん、ということになりまして。
 若い人が改造して乗り回してるようなやんちゃなイメージじゃなく、ちょっと落ち着いてる感じもしますしね。

 で、まあ、このクラスならTMAXがいちばんいい、というのはよくわかっているわけです。
 走行性能はピカイチで、同クラスのスポーツバイクに山道で置いていかれないという「オートマチックスポーツ」を謳うだけのことはあると。
 でもやっぱり、海外向けだからちょっとシート高が高い。
 あとなによりエンジンがハイオク仕様。そりゃパワーも出るわ。

 今回別に卓越したスポーツ性能が欲しいわけではないので(あるに越したことはないですが)、そうなるとスカイウェイブかシルバーウイングなんですが、スカイウェイブはさすがにちょっと大きすぎる。
 ゴールドウイングの縮小版(スズキだからカバルケイド?)みたいなイメージで、ロングツーリングにはもってこいなんでしょうけど、街中で乗るとなるとシャドウ以上にもてあましそう。

 というわけで、やはりホンダになりました。
 実際、バランス的にはいちばんいいと思うんですけどね、シルバーウイング。
 確かにデザインはいまどきのスクーターに比べるとちょっと野暮ったい気もしますが、この最終型はCBR1100xx似のフロントはライト回りに少し青が入っていたりしてそんなに悪くありません。
 これといった特徴がないからかあまり人気がないらしく、中古車は比較的安いってのもよかったです。
 新車?高すぎですよ。さすがに100万近い金額はぽんと出ないですし、中古車の値下がりっぷりを見るとなおのこと手を出しづらいです。

 で、結果的には型落ち初期モデルの最終型。
 エンブレムやホイールがゴールドになったりしててちょっと豪華になってる感じのやつです。
 黒い車体も精悍でいいですね。スクリーンがカットされてるのだけが残念かなあ。
 走行距離は驚きの1200キロ。ほんまかいな。

 実際乗ってみると、よく云われるような車体剛性のなさも感じることはありません。
 もちろん普段乗ってるCBとかに比べれば頼りないですが。
 それよりなにより、フュージョンとは比べ物にならない加速感というか力強さが心強いですね。このあたりはさすが600ccです。
 オートマチックなので二人乗りも楽そうですし、近場の買い物からツーリングまでこなしてくれそうですね。

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posted by TAKAMI Yui at 17:06| Comment(0) | バイク

2014年11月14日

駐車場とボディサイズ

 ……とまあ、ここ二日ほど何事もなかったかのように更新再開してますが、しばらく更新しない間にいろいろと環境が変わりまして。
 この数カ月でいろいろあったんですが、とりあえず引越しました。
 っても、一駅隣に行っただけなんですけどね。

 で、いままでは住んでいたアパート敷地内駐車場に入れていて、これが想像以上に広く、停めるのに不自由はしませんでした。
 が、新しい新居には敷地内駐車場がいっぱいで、最初は近隣の駐車場に入れざるをえず、しかもそこがまた異様にテクニカル。
 写真を出すといろいろあれなんで、図で。
 5台が入る駐車場です。

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 恐怖の手書き。すみません。
 四角の上に書いてあるのはそこに停まってる車種です。
 つまりまあ、そのサイズのクルマは入るハズ……なんですが。

 取れたのがこの一番奥(赤のとこですね)。
 もう想像つきますでしょう。
 入れるのがむっちゃ大変。

 いつもすべてのスペースにすべてのクルマが入っているとは限りませんが、エスティマとカルディナが入っていると難易度が跳ね上がります。
 アルファードが入っていると、さらに倍率ドンです。

 これ、前から突っ込むと絶対に入りません。
 Dはオーバーハングが長いんで、最後にどうやってもカルディナに当たります。
 バックで入れるしかありません。

 バックで入れるときも、まず出入り口左側の壁になるべくクルマを寄せつつ、カルディナをかすめるくらい近くにボディ右側をミラーで見つつ、助手席側左前が壁にこすらないようアンダーミラーを見ながらゆっくり下がり、バックカメラでエスティマに左後端が当たらないようにハンドルを切りつつ、ある程度下がったら今度は右後端を壁にこすらないであろうところでハンドルを逆に切り、ゆっくり下がりながら右前部がカルディナとアルファードに当たらないように気をつけつつ左側をエスティマに当てないよう距離を見ながらゆっくり下がるという、テキストエディタで7行にわたる作業が必要なわけです。
 インプレッサでも結構大変ですが、オーバーハングが長いDではさらに難易度アップです。
 ここに何度か入れてるうち、なんかDのバック技術はむっちゃくちゃ上がった気がする。

 ……とはいえ、改めて思ったのは、Dって思ったよりサイズ的には小さいんだなあということ。
 全高の低さは今までで散々実感してきましたが、全長を実感するようになったのははじめてですね。
 Dの全長は、ヒッチなどをつけない状態で4550ミリ。
 ぴんときませんか?
 ここに停まっているエスティマが4815ミリ。エスティマより300ミリも短い。
 やっぱりぴんときませんかね。
 ほいじゃあ、5ナンバーコンパクトミニバンのベストセラー、日産セレナの全長が4560ミリ。
 全長だけならセレナより短いんですよ。
 ちなみに、ステップワゴンは4690ミリ、ノアは4635ミリ、アイシスは4640ミリ。
 今売れ筋の、なみいるファミリーミニバンより短いんです。
 同じ長さのクルマを調べてみると、初代ストリーム、初代ウイッシュなんかが同じ4550ミリみたいですね。
 長さはあんなもんなんですよ。
 リアのオーバーハングが長いので長く見えますが、つまりは長さだけなら余裕で5ナンバーサイズなんです、コレ。

 ところが、全幅は1870ミリあります。
 セレナの全幅は1695ミリ。ぜんぜんDのほうが大きいですね。
 エスティマは1820ミリ。まだDのほうが大きいです。
 フルサイズミニバン、アルファードが1840ミリ。アルファードより大きいんですな。
 ちなみに、クラウンが1800ミリ、シーマは1845ミリ、メルセデスベンツ Eクラスが1855ミリ。まだDのほうが大きい。

 同じくらいのサイズだと、レクサスLSが1875ミリ。
 全長はストリームくらいなのに、幅はレクサスLSとほぼ同じ、というサイズなんですね。
 それであの室内空間があるんだからたいしたもんです。

 こういう狭い駐車場では幅がかなり難易度を上げているのは事実ですが、それでもこの全長に助けられているのもまた事実でして。
 いざ収まってしまえば、車体前部はエスティマよりかなり後ろに来ます。
 なんかすごく不思議な感じ。
 幅があるのは後ろのシェル部分なので、乗り降り自体は4ナンバのライトエースと変わらず、まったく苦労することはありません。
 おそらく乗り降りに苦労するような場所には物理的にクルマが入らないでしょう。

 キャンピングカー=大きい、というのは、なんとなく見た目の問題で、この手のコンパクトキャブコンというのは実は結構小さいんですよね。
 高さがあるので大きく見えるんですが。

 ……で、その一ヶ月後、敷地内駐車場に一台空きがでたので、テクニカルな駐車場とは一ヶ月でお別れにはなりました。今は多少楽になっております。
 いやはや。

 しかしこの図を見るにつけ、アルファードの人はどうやって入れてるんだろう……?
posted by TAKAMI Yui at 21:18| Comment(0) | Dテントむし

2014年11月12日

冬モードに変更

 そういうわけで、冬タイヤに変更。
 ちょっと早いですが、タイヤ屋が混みだす前に。

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 3年目に突入するブリザックですが、まだまだぜんぜん使えそう。
 もともとLTタイヤだから減りが遅いんでしょうね。
 そのかわり、乗り心地なんかはやっぱり乗用タイヤには遠く及びませんが。
 案の定、外した夏タイヤもまったく減っていません。
 ただまあ、キャンピングカーのタイヤは負荷が大きいので、ある程度使ったら溝が残ってても交換したほうが安全みたいですね。
 8ナンバーなので乗用タイヤにしても法律的には問題ないんですが、いかんせん8PRに相当する負荷に耐えられるタイヤが、ライトエースに入る程度のサイズだとないんだよなあ。
posted by TAKAMI Yui at 12:06| Comment(0) | Dテントむし

2014年11月11日

トヨタ ランドクルーザー70 ピックアップ

 実際には乗ってないのですが、はじめて実車を見たので。
 たまたまオイル交換に立ち寄ったディーラに置いてあった、限定生産のランドクルーザー70です。

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 まず第一印象は……むっちゃくちゃカッコイイぞ、これ。
 最近見た新車のなかでは一番ときめきました。
 バンのほうはそれほど目新しいわけではないですが(まあ、昔70プラドが自分の家にあったから、というのもありますが)、このピックアップはほんとうにカッコイイ。
 まさに働くクルマ、気取って乗るんではなく、道具として徹底的に使う武骨なカッコよさ。
 オーストラリアの砂漠、アフリカの大地、中央アジアの未整備な道なき道なんかを、を道具や人を満載し、あるいはどこかの国ではリアに砲台を積んでテクニカルとして走り回る、その徹底してストイックな道具感。
 内装も外装も気取ったところはなにもありません。
 昔家にあったプラドはSUVブームのころのワゴンだったので、オーバーフェンダがあって太いタイヤを履いてましたが、これはそれよりも走行性能を追求したナローボディです。
 とにかく都会的なカッコよさを徹底的に捨てた「道具」。
 ピカピカに磨いてワックスかけて乗るんではなくて、泥にまみれた姿がいちばんサマになる感じ。
 メルセデスのGクラスあたりに近い思想ですが、これは高級車になってしまってここまでの武骨さはありません。ランドローバーディフェンダーあたりが近いですかね。
 働くためのクルマの飾らないカッコよさ。SUVとしての4WD車ではなかなかこの味は出せません(出そうとしたらおそらくまったくどうにもならないデザインになります)。

 ピックアップはこの後ろ姿がまたカッコイイです。

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 ハイラックスやダットラとかのピックアップだと、ボディと荷台が一体化していてそれはそれでスタイリッシュだし荷物は積みやすいんですが、このクルマは昔のジムトラと同じく前と後ろが別体なんですね。
 まあ、ハイラックスやダットラにも、商用グレードにはこういう別体のものがありましたが。
 このあたりもまた、すごく道具感があってよいです。

 ピックアップの最大積載量は600kg(バンは500kg)。
 荷台も狭いのでそんな大物は載りませんが、中型くらいのバイクなら乗るでしょう。
 荷台高が高いので乗せるのは大変でしょうけどね。
 遊びに使うんなら、外に出しておいてもかまわないようなものを積みっぱなしにしておいて、どこか行くってのはすごくよさそうです。

 ミッションはMTのみってのもいいです。最近のSUVはATしかないのも多いですから、MT派にはむしろ朗報。こんなクルマATで乗ってどうするってのもありますが。イージードライブしたければプラド乗れってことなんでしょう(逆に、ATじゃないとなあみたいな軽い気持ちで買ってしまって「失敗した」って人をはじくための試金石なのかもしれませんが)。

 唯一の欠点はエンジンが4リッターのガソリンエンジンしかないところですかね。
 GRだからクラウンなんかに載ってるエンジンと同じ系列でしょうか。このミッションを流用したクラウンのMT化改造なんかが増えそうな。
 燃費はカタログによればリッタあたり6キロだそうで、毎年の自動車税含めて維持費はけっこうかかりそう。しかもよりによってハイオク仕様ですし。
 ハイエースの3000ccディーゼルとか積んでくれればいいのになあ。こういうクルマはやっぱりトルク溢れるディーゼルでしょう。
 ガソリンエンジンで同じようなトルクを実現するなら大排気量ガソリンエンジンにせざるをえないというのもあったんでしょうが、やはり4リッタのハイオク仕様はちとやりすぎです。

 とはいえ、そんな欠点を帳消しにする魅力がこのクルマにはあります。
 わたしはDを買う前にはクロカン4WDを買おうと思っていた時期があって、パジェロとかを見に行ったりもしてたわけなんですがどうにもぴんとこないでやめてしまったわけなんで、時期が時期なら間違いなく買ってましたね。それくらい気に入ってます。
 360万円という値段は、ランドクルーザーに比べたら圧倒的に安いですが、プラドよりも10万円高い。
 とはいえ、ランドクルーザーと違って絶対的に無理!って金額じゃないわけですよ。だいたいパジェロだってそれくらいの金額でしたし。

 バンはリアシートがバンならではのぺらぺらの折りたたみシートで、これはこれでストイックなんですが、ピックアップはリアシートがそれなりにしっかりしていて、意外なことにピックアップのほうがちゃんと座れます。
 もちろんどちらも膝に余裕はありませんが、シートがよりしっかりしているぶん、4人で移動するならピックアップのほうが快適かもしれません。
 また、バンもピックアップも結局1ナンバになってしまい、高速道路が中型料金になってしまうので、室内の後部座席にも、濡れてもいいような大物は荷台に乗せておけばいいという便利さからすれば、これならもう買うなら圧倒的にピックアップですね。キャンピングシェルを乗せればキャンパーにもなるわけで。
 ピックアップがあったころのハイラックスやダットラは、クローズドのボディが5/3ナンバで2年車検+高速道路は普通車料金、ピックアップは1ナンバで毎年車検+高速道路が中型料金というピックアップ不利な要素があったわけですが、この70はピックアップにすることのネガ要素がほとんどないのがポイントです(ボディが長くて取り回しがバンよりしづらい、という物理的な問題はもちろんあります)。

 今までのピックアップトラックは、ハイラックスとかにしてもどこか都会っぽさを出そうとしているところがあったわけなんですが、これはそれがまったくなく、東京やニューヨークの都会のビルの中や、ロンドンやパリのおしゃれな街に佇んでいるイメージはまったくありません。上に書いたように、道なき道を泥だらけになって進んでいたり、武器を積んで砲弾飛び交う中を進んでいたりするイメージ。
 逆にそういう場所で愛用されているということで保証されている、圧倒的な耐久性と走破力が売りなわけですね。
 あんまりいい話ではないですが、それこそ内戦の続く国のニュースでこのクルマが機銃を積んで走っている映像なんかがテレビで流れていて、それが逆にそういう走破性や信頼性のイメージにつながっているという皮肉な話でもあるわけで(そしておおっぴらには云えませんが、おそらくトヨタもそういう宣伝効果を期待して今回の販売に至ったのかなあというところもないではないわけで)。

 いまSUVといって思い出される、ポルシェカイエンとかハリアーのような「都会的でおしゃれなSUV」ではありえない、こういった徹底的な道具感っていうのは、実際にその機能を使うかどうかは別にして、ものすごくカッコイイんではないかなと思うんですよ。
 もちろん、ときどきスキーに行くから4WDとか、雪が降るから4WDが必要ということなら、乗り心地や装備、燃費などハリアーの圧倒的勝利で、そのためにこの70を選んでしまうとかなり苦労すると思います。
 実際、日本国内でそんな道なき道を走れるとこなんてのはそんなにないわけで、このクルマが本領発揮できる場所なんてのはそれこそ専用のコース以外にありません。それはGT-Rみたいな高級スポーツカーがアクセルを全開にできる場所なんてサーキット以外ない、というのと同じです。

 ただ、イメージとして「働く4WD」が欲しいなら、 これを超えるクルマはそんなにありません。もちろん乗り心地や装備など我慢しなきゃいけないところは多々あるでしょうが、それこそスーパーカーを日本で乗るのと同じで、趣味としてのクルマなら、これはぜんぜんアリ。アリどころか、いますべてのクルマを押しのけていちばん欲しいクルマですねこれ。
 法規制の絡みもあるとはいえ、かえすがえすも限定販売なのがもったいないです。
 もうそろそろ受注締め切りというか、予定台数に達してしまいそうだそうなんで、欲しければお早めにですね。こんなクルマが新車で買えるなんてことはこの先そうそうないでしょうから。

 しかしまあ、間違いなく女の子にモテるとかいうタイプのクルマではないだろうな、これは。でもそれがいいんです。わかる人だけわかればよろしい、みたいな。
 スポーツカーとは違った方向性で、万人向けでないストイックさを究極まで追求したクルマということでは、86を発売したこと以上にトヨタとしてはとがったクルマなんではないかと思います。

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posted by TAKAMI Yui at 15:58| Comment(0) | 試乗