2015年03月31日

ホンダ N-ONE Premium SSパッケージ

 実家で家族が使ってるクルマを買い替えまして、日曜日に納車。
 別の用事で実家に戻っていたので、はからずも納車日に居合わせることになりました。
 来た車種はこれ。

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 ホンダ N-ONEです。
 プレミアムという上級グレードで、ターボが付いてないヤツ。

 もともと実家で使っていたのは二代目ヴィッツ(SCP90)でして、これは発売された日に行って契約してずっと乗ってたモノです。
 そのころに比べると、家のクルマに何人もで乗ることも少なくなってきましたし、軽自動車にしたいというハナシはずっとあったんですが、ここにきて例の軽自動車税の増税。
 どうせ変えるなら税金の安いうちがよかろうということで、2月くらいから急に動き出した感じですね。

 最初はピクシスエポックになる予定だったんですよ。
 ヴィッツを購入したトヨタディーラで買うのがいちばん手っ取り早いから……っていうと、トヨタだとエポックとスペースしかない。
 実はその前はスペースで話が進んでて、しかしいくらなんでもムーヴコンテはさすがにもう基本設計が古すぎるんじゃないかなあ、と。
 で、エポックに決まりかけてたんですが、どうせ新しくするならもっといろいろ見たほうがいいんではないかというハナシになって、ここでようやくトヨタ以外をいろいろ見始めた感じですね。
 タントみたいなハイトワゴンはあんまり好みじゃないらしく、一時期はやっぱりエポックでいいんじゃないかなみたいなハナシで落ち着きかけてたんですけど、乗用車タイプならこんなんもあるよと出したN-ONEとハスラーが急浮上、結果N-ONEに……と実に波乱万丈です。

 イマドキの軽自動車ってぜんぜん安くなくて、これもナビだとかなんだとかいろいろ付いてるとはいえ、支払い額は160万円以上です。もういい加減、軽自動車=安いというイメージは捨てたほうがいいんではないかなと改めて思いますね。
 それこそヴィッツやフィットのようなコンパクトカーのほうがよっぽど安いです。
 維持費が安いとはいえ、普通車との差額を埋めるには相当長い間乗らないと、というレベルの差になりつつありますし。
「なんでこんな小さいクルマがこんなに高いんだ!」と思っていたんですが、よくよく考えてみれば、小さいところに普通車以上の機能性を盛り込もうとするとギミックや工夫が必要になるわけで、だからこそ普通車より高いのかもしれませんね。

 実際、車体が小さいことによる絶対的な狭さってのはどうにもなりません。
 なんですが、背が高いので頭上スペースがあり、それによって広々してる感じはありますし、足元もものすごく広いです。
 これはもう、小さい枠で工夫しなければならない軽自動車というモノに対してメーカが向き合ってきた結果なんでしょう。
 ただ、明らかに後部座席の座面の長さは不足気味です。これは長距離乗ると地味にきいてくるかも。
 ホンダのNシリーズの場合、フィットのように座面をハネ上げることができるので、これの影響もあるのかもしれませんが。

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 運転席は普通の軽自動車サイズというか、まあ、普通に使えて、特にゆったりもしてないけど狭くもない感じってんですか。
 ベンチシートなのでサイドスルーができる一方、シートのサポート性は皆無です。
 肘置きを出すことができますが、これを出してもまあそれなり。
 とはいえ、コーナーを攻めるような走行をしなければあんまり関係ないです。
 普段使いではこっちのほうが圧倒的に便利だし、狭さを感じないと思います。

 外から見た感じは、いわゆるネオレトロではあるものの、モチーフがあるけどそのモチーフをコピーしたわけではない感じがいいんではないかな。
 N360のリメイクということだそうですが、実際にN360の写真を並べてみてもまったく似てないんですよ。
 背が高いからっていうのもあると思いますが、そもそも根本的にグリルあたりのデザインがぜんぜんちがう。
「なんかN360とか初代ライフってこんな感じだったよなあ、それを今風に直すならこんな感じか」って、想像で線を引いたようなテーストってんですかね。
 結果として、ただの焼き直しではない、なんとなく新しい感じになったんじゃないかと。

 後ろから見ると、フロントに比べたらまだN360テーストがあるかな。
 N360ってよりも、昔の360cc時代の軽自動車っぽいってんですか。

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 おそらくテールランプをガーニッシュとかで横長デザインにするデザインではなく、さらに最近のハイトワゴンに多い縦に長くするんでもないからなんでしょう。
 それこそミライースとかのどちらかというと安価な軽自動車に多いデザインなんでしょうけど、このクルマはそのあたりがうまくデザインされてる感があります。
 実はこのクルマ、個人的にはこの後ろから見たデザインがいちばん気に入っています。

 運転してみると、1トンちかい車重にノンターボのエンジン、さらにスリップロスのあるCVTでどんなもんだと思っていたんですが、まあ、少なくとも街中を60キロくらいのペースで流すには十分です。
 ただ、やっぱり加速時や60キロ程度の巡航時にはかなりエンジンが唸りますし、俊敏に走るというイメージもありません。
 それなりに広い室内でゆったり移動する、という感じですね。
 ターボでも音がやかましいのはそんなに変わらないので、どうしてもターボが欲しいと思うときは高速道路の追い越しとか合流みたいな、一気に速度をのせるときくらいでしょう。

 N-ONEにはこのプレミアムの下にGというグレードがあって、実はそれでも内装等の装備面はそれほど大きくは違わないんですよ。
 なんですけど、このGグレードはフロントにスタビライザがつかないんですね。
 スタビライザはやっぱりあったほうがいいかな。

 装備面や内装なんかはほんとによくできてて、ぱっと見たら下手な高級車顔負けです。
 少なくとも一昔前のクラウンとかと比べたら、圧倒的にこっちのほうが高く見える(実際に高いかどうかは別として)んじゃないかな。

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 このメータ回りとか。
 CVTにタコメータが要るのかみたいなハナシはないではないですけど、まあそれはそれ。

 シフトレバー回りはこんな感じです。

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 CVTなので、Dレンジの下はLレンジしかありません。
 ターボモデルにはパドルシフトとSレンジが付きますが、必要あるかと云われるとよくわかりません。

 上の走行性能のハナシとちょっと関わってきますが、このCVTはけっこうよくできてます。
 もちろん構造的な問題として、アクセルとスピードとエンジンの回転数がバラバラな感じはどうしてもありますが、ヴィッツのそれと比べるとすごくましというか。
 踏んで加速するときのストレスはそんなにありません。
 全開時にはちょっともたつきますし、やはり回転数が先に行く感じはどうしてもありますが。

 エアコンなんかオートエアコンです。
 マニュアルエアコンでも困らないんでしょうけど、このあたりはさすがに高いだけある感じ。
 SSスペシャルなので、エンジンのオンオフに連動して動く電動格納ミラーが付いてます。

 そして、最近のクルマだなあと思ったのはここ。

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 ナビのオプションのUSBケーブルを付けたのですが、これがこんなところにビルトインされています。
 これにiPhoneとかをUSBケーブルでつなぐと、オーディオはちゃんと聴けますし、もちろん曲名やカバーアートも表示されます。
 ダッシュボード内にコードがぶら下がってるだけなのかと思ったんですが、このあたりはやっぱりちゃんとしてますね。
 USBソケットの左右のスイッチは、これまたSSパッケージでついてきたシートヒータ。
 ……なんでシートヒータ?
 冬場に暖房がきくまでは確かに便利だと思いますが、別にオープンカーとかじゃないし、あんまり使わない気がするなあ。

 3人くらいで乗って買い物に行くとか、あるいはちょっと遠出するみたいな乗り方をするんなら、もうこれで十分だなあと。
 ミライースみたいなクルマだと、どうしても「ちょっと遠出」が億劫になる(かわりに、近所の足としてはコスト面ではかなり優秀だと思います)かなあという印象でしたが、これならその「ちょっとドライブ」もこなせてしまうんじゃないかな。
 単に買い物の足としてだけ使うにはちょっと贅沢かも。

 しかしこのクルマで一番感動したのは、HIDライトの明るさ。
 純正HIDの能力が高いのは当たり前なのかもしれませんが、ハロゲンライトとは比べるべくもないのはもちろん、後付けHIDではやはりこの明るさは出せないでしょう。
 以前乗ってたBMWも純正HIDでしたが、これはまだ普及し始めた当初だってこともあったかそんなに劇的に明るいわけではなかったと思います。
 さすがに進化を感じますねえ。

 実家のクルマなんでわたしが乗ることはあんまりないと思いますが。
 最近の軽自動車は高い、というのがなんかわかる感じがあります。
posted by TAKAMI Yui at 16:41| Comment(0) | 試乗