2015年05月12日

ツインリンクもてぎ ホンダコレクションホール

 GW二日目も仕事というか取材。

 用事は夜からだったんですが、高速道路が混むのはわかってたので、ちと早めに出発。
 今日の目的地は栃木県真岡です。
 そしたらぜんぜん渋滞ないでやんの。まったく綺麗に流れて、東北道から北関東道真岡インターへ。2時間半くらいでついてしまいました。

 で、夜まで時間をつぶすのに行ったのがここ。

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 サーキットであるツインリンクもてぎにある、ホンダコレクションホールです。
 ツインリンクもてぎはホンダのグループ会社が経営しているということで、こういう施設があるんですね。
 昔から一度行ってみたいなあと思ってはいたんですが、なかなか行く機会もなく。
 GWまっただ中だったものの、さすがにわざわざ休みに家族でサーキットに行こうという人がそれほど多いわけでもないようですね。
 そりゃそうか。けっこう面白いんだけどなあ。

 でで、コレクションホール。
 中は文字通り、二輪・四輪両方のホンダ車(と、二輪に限ってはわずかに他社のもの)が展示してあります。
 基本的に現行のものや比較的新しいものより、古いもの(それこそ1970年代以前)の割合が多い感じですね。

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 二階はまず市販車。
 階段を上がって右側が二輪、左側が四輪になっています。
 まずは二輪。入り口入ってすぐにあるのはCB750Fourとスーパーカブという、やっぱり ホンダといえばこの二台が看板なんですなあ。

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 自転車のリアにエンジンをくっつけた、スーパーカブの前身であるカブ号とかも展示されています。

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 この角度のほうがわかりやすいかな。
 たぶんいまどきの軽量スポーツ自転車のほうが圧倒的にスピードは出るんでしょうね。
 でも、いまに続くカブの血統はここから始まったわけです。

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 もちろん原付バイクであるスーパーカブも展示されてますが、新しい型はあんまり置いてません。わたしが乗ってるカタチのもなければ、もちろん現行モデルなんか影も形もない。
 このへん割り切ってる感じがありますね。

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 憧れのCBX1000ももちろんあって、エンジンからマフラーまでピッカピカ。
 羨ましい。
 いまいちばん欲しいバイクがコレなんですけど、コレを買ってしまったらもう一生メインバイクは買い変えないっていうか、そんな気がします。
 逆にいえば、これ買っちゃえばもうバイクを買うってことを意識しなくていいってことなんですが。

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 四輪のほうも、やっぱり古いクルマが多いです。

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 とはいえ、S600とかはともかく、N360とかステップバンあたりをこんな間近で見られることはあんまりないでしょうから、これはこれで貴重かもしれない。
 改めて、小さい車体にちゃんと四人が座れそうな車体を見るとすごいなあと思います。

 四輪はなぜか妙にシティ(初代)が多いのが不思議。エポックメイキングなクルマではあったんでしょうけど。
 通常のモデルが2台(1台はモトコンポ付き)、カブリオレが1台で3台ありました。

 珍しいところでは、アコードエアロデッキとか。

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 これ昔欲しかったんですよね。
 いま出したら売れるなんてことは云いませんが、ハッチバック車のような生活感が薄い、2ドアステーションワゴンってすごくいいと思います。
 あと、リアガラスまわりの処理がすごく素敵。

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 この少し上までガラスになってるのがいいんですよ。
 ルノーのカングービボップもここがすごくよかった。

 そして、このあたりは比較的新しい感じですね。

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 とはいえ、もう15年以上前ですけども。
 おそらくここにある一番新しいのがこのあたりの年代です。
 あ、1階に展示されてるFCXクラリティが一番新しいか。

 その上のフロアはレーシングカーとレース用バイクです。
 レース用バイクといっても、マン島とかMotoGPとかそういうのだけじゃなくて(もちろんそういうのもあります)、パリダカールラリーを走ったオフロードバイクとか、トライアルに使われたトライアルバイクとかもあったりするのが面白いところ。
 あんまりこの手の二輪レースに詳しくないのであれですが。

 四輪のほうもやっぱりレースづくし。
 GT選手権を走ってたNSXがたくさんと、珍しいところでは、懐かしのJTCCを走ったアコードとか。

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 こんな近くでこのアコードを見たのははじめてだったんですけど、これほんとにベースは普通のアコードなんですね。
 もちろん強化されてるでしょうし、中身はまったく別なんでしょうけど、SUPER GTとかを走ってるクルマほどに元がなくなってるわけではないのが面白い。
 内装も、おそらくエンジンの置き場所の関係か運転席が気持ち真ん中に寄ってますが、エアコンの吹き出し口とかがそのまま残ってて結構面白いです。

 ホンダと云えばF1ってなわけで、F1マシンもたくさんあります……が、わたし正直あんまりF1ってわかんないんですよ。
 アイルトン・セナが現役で走ってた、F1がいちばん熱い時期に中学生とかで、さらにその当時からクルマ大好きだったにも関わらず、あんまり興味がなかったんですね。
 なんていうか、もっとハコ車というか、クルマっぽいデザインのクルマがレースをするほうが好きだったんですよ。
 なんで、わたしはほとんどF1の知識は皆無なんですが。

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 コレはちょっと思い出があります。
 というか、わたしの世代の男の子なら、たぶんほとんどがそうなんじゃないかと思いますが。

 わたしが小学校中学校くらいの頃ってのは、『ドラゴンボール』とかで「少年ジャンプ」がすごく元気だったんですよね。
 いや、「ジャンプ」は今も元気ですけど、600万部とか売れてた時期で、いまとは比較にならない規模だったんですよ。クラスみんながジャンプ読んでたといっても過言でないくらい。
 で、その少年ジャンプが、F1マシン……それも当時最強だった、セナが乗るマクラーレンホンダのマシンのスポンサーに入り、「ジャンプ」のロゴがF1マシンに入るってハナシがあって、それに小学生たちが浮足立ったんですよ。
 当時、こういう漫画のロゴがF1みたいなメジャースポーツに入るなんてのは稀で、自分たちのテリトリである「ジャンプ」という漫画雑誌が、F1という大人の世界に入るということに、当時の子どもたちは非常に興奮したわけです。もしかしたらテレビのF1中継で「ジャンプ」のロゴが見られるんじゃないかと。
 ……ところが、蓋を開けてみたら、肝心のロゴは確かにあったんだけど、すごく小さい。ものすごく小さい。フロントノーズに親指くらいのサイズがあるだけで、その写真は「ジャンプ」に誇らしげに掲載されたものの、テレビのF1中継なんかじゃ小さすぎて映らないわけですよ。
 まあ、F1のスポンサーなんて何千万円とかいう規模でしょうし、いくら当時のジャンプとはいえ、遠くから見えるほどの大きさのロゴを貼れるほどの金額は用意できなかったんでしょうかね。
 当時の「ジャンプ」の投稿コーナだった「ジャンプ放送局」でも、このロゴが小さいってことがネタになったりもしてたんで、まあ、いろんな意味で話題性は高いモノだったわけです。

 ……という思い出話があり、まあその、ロゴにがっかりした一人だったわけで。
 それがこの目の前にあるってことは、

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 このロゴが実際に見られるってことなわけです。
 ある意味何十年来の願望だったかもしれない。そこまでじゃないか。

 屋外のショートコースでは、「お父さんたちがデートしたときに乗ってたクルマとバイクを実際に走らせる」みたいな企画が。
 要するに、GWで子どももおおいから、その子たちのお父さんがどんなクルマやバイクに乗ってたか、みたいなモノ。
 用意されたのは、CB92ベンリィスポーツ、N360、CB750F、初代プレリュード。
 なるほど、ある程度世代を網羅してるのね。
 しかし、CB92なんてわたしくらいの父親が乗ってておかしくない年代なんでは。
 まあ、子どもたちのお父さんのお父さんが乗ってた、ってことか。

 ただの展示じゃなく、実際に走ってるのを見られるってのは面白いですね。動態保存されてる展示場ならでは。
 実際に走ってるとこを見ると、N360、すごいロール。

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 そしてすごい音。
 バサバサバサっていうビートルみたいな空冷のエンジン音ですね。素晴らしい。
 それに比べると、後から走ったプレリュードの静かなこと。

 そんなこんなで、コレクションホール自体はそんなに劇的に広いわけではないんですが、結構楽しめてしまいます。
 終わった後もサーキット内をぶらぶらと。子どもがえらいはしゃいでおりました。
 場内の食べ物がそんなに高くないのもいいですね。安くはないですが。

 で、この日は同じくらいの時間だったにも関わらず、なぜかほとんど渋滞もなくするするっと帰れてしまいました。
 うーん、一日ずらすだけでこんなに違うものか。

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posted by TAKAMI Yui at 19:08| Comment(0) | 旅行