2015年06月29日

スバル WRX STI(Type S)

 ちょうどわたしがクルマが好きな中学生高校生くらいだった頃、スバルがレオーネの後継として出したレガシィが大きくなりすぎ(っても5ナンバですから、いまとはやはり少し感覚がちがいますね)、カローラクラスの小型セダンがラインナップに欲しいってことで出たのが初代のインプレッサでした。
 1.5リッタ〜1.8リッタあたりのフツーのエンジンを積んだ、あえていえばレオーネ譲りの4WD機構が優秀だったくらいであとはなんてことないFF(ベース)のファミリーセダンだったわけですが、これにスバルがレガシィの代わりのラリーベースとして用意したのがWRXというモデル。
 これは当時はまだまだ多かった走り好きの若モノ中心に大ヒットし、当時のライバルだった三菱・ランサーエボリューションと切磋琢磨しつつ、最終的には馬力は当時の自主規制値だった280馬力まで到達して、小型軽量4WDハイパワーという走り屋の世界でのひとつの定番になったわけです。
 ……というか、ランサーもそうでしたが、インプレッサといえばこのWRXのようなハイパワーモデルになってしまい、本来の目的であるファミリーセダンを見かけるほうが稀、みたいな状況になってきてしまいました。

 当時わたしは高校生でしたが、そんなに「速い」クルマに興味があったわけではなく、むしろステーションワゴンとか1BOXみたいなRV車に興味があったんですけど、そこへきて「カッコよくて速い」インプレッサワゴンのWRXは憧れの一台でした。
 なので、ここにきて去年、この当時の憧れだったWRXのワゴンを購入したわけです。
 これでも十分すぎるほど速くて安定していて、こんなクルマもう出てこないだろうなあという感じはあります。
 それとは別に、インプレッサWRXはどんどん進化して、やはり通常のファミリーセダンとしての役割はもはやどこかに置き去りつつ、ハイパワー4WD小型セダン(残念ながらワゴンは途中でなくなってしまったので)として次々進化していったわけです。
 そしてその過程で、通常のWRX(WRX自体が通常ではないので変な言い方なんですけど)をさらにレーシーにしたインプレッサ WRX STIモデルが登場して、もはやファミリーカーではない、本格スポーツセダンとしてのインプレッサが完成していきました。
 このあたりはランサーもそうですが、シビックとかにも似てますね。

 で。
 2015年現在、インプレッサというクルマはまだ新車で普通に買えるクルマなのですが、これにはいままでのような「WRX」はありません。
 ボディも大きくなり、レガシィでは大きすぎる人へ向けて、ファミリーセダンやワゴン、クロスオーバSUVとして、初代モデルが本来目指したファミリー向けのクルマに戻っていきました。
 で、この新生インプレッサ、案外町中でも見かけます。
 ここがランサーやシビックと少し違う感じで、ランサーにしてもシビックにしてもスポーツモデル以外は見かけることがなくなって国内では消滅してしまいましたが、インプレッサはなんとなく生き残ってる感じが面白いところです。

 んが、スバルが今まで育ててきたWRXブランドをみすみす捨てるわけもなく、WRXは「インプレッサ」の名前を捨て、「WRX」という単独の車種として復活しました。
 と、毎回頭が長いこの項目ですが、これが今回の試乗車です。

 大きくなってしまったインプレッサをベースにすることに限界を感じたのか知りませんが、ベースはインプレッサより一回り小さいレヴォーグ。
 レヴォーグはセダンがない、ステーションワゴン専用モデルなので、これのセダンにハイパワーエンジンを載せたのがコレです。
 だからまあ、あえて云うなら「レヴォーグWRX」ですね。

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 WRXにもWRX STIとWRX S4という二種類があり、前者は伝統の(それこそわたしのGF8にも積まれてる)EJ20ターボエンジン。後者はBRZに積まれてるエンジンにターボを付けたFA20という新型エンジンで、馬力はSTIが308馬力、S4が300馬力、ほとんど差がありません。大きな違いは、STIが6速MTなのに対し、S4がCVT(!)になるということでしょうか。
 逆に300馬力を制御できるCVTってすげえ。これもちょっと乗ってみたい。

 後ろから見るとウイングがかなり派手です。
 Type Sではないモデルだとこのウイングがオプションになるんだそうな。
 ビルシュタインのダンパ、BBSのホイール付き。
 カタログとかで見るよりかなり小さく見えます。

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 内装はとても近代的です。
 メータ以外は液晶パネルだらけ。電源が入ってないとなにもわかりません。
 エアコンの上、センタ部分にはターボのブーストメータまで(液晶表示で)ついてきます。
 USBのジャックとかもついてるあたりがとても近代的。

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 ミッションはSTIなのでマニュアル。
 クラッチもほどよく軽くて気持ちがいい感じ。
 SIドライブもついてます。

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 シートはバケットシートですが、純正でついてるものですから、ガッチガチで身動きできないようなものではないです。
 ほどよくサポートしてくれる感じ。
 GF8のシートもバケットですが、あれは多少ホールド性がいい反面きつめなので、あれよりも快適です。
 もしかして海外を強く意識してるモデルだから、シート自体が大きいのかも。

 で、走らせてみると。
 まず驚くのは、エンジン音が静かであることでしょう。
 この手のクルマだと、雰囲気作りのためにわざとエンジン音を車内に入れたりするものですが、これはほんとに静かなんですよ。
 もちろん踏めば音は聞こえるんですが、この手のクルマとしては圧倒的に静かです。この外装であの音ってのはちょっと意外ってくらい。

 1.5トンをわずかに切る重さなので、GF8よりは200キロ近く重いんですが、低速からじわっと効くターボによってガツンと加速します。
 この加速感はほんとに気持ちいい。
 そして、アクセル・クラッチ・ハンドルのすべてが重みがなく、すごく自然な操作感なのがとてもいい。
 これ、少し山道とかで走らせたらむっちゃ楽しいと思います。
 とにかくパワーがすごいんで、相応の技術がないと速くは走らせづらいかもしれませんが。4WDなので制御の幅は広そうですけどね。

 そして足まわりも堅さはないです。
 前回のアウディS1よりも柔らかいんじゃないかな。
 もちろんふにゃふにゃではなくて、しっかりした堅さはあるので、飛ばせば飛ばしただけ仕事はしてくれそう。
 これは上にも書いたとおり、ビルシュタインの足が入ってるモデルなので、ノーマルモデルだともう少し柔らかいんだそうな。

 なによりですね、クルマが小さいので、運転しやすいんですね。
 車両感覚で云えば、GF8とたいしてかわらないくらい。
 そしてなぜか(?)むちゃくちゃ車内からの視認性がいいんですよコレ。
 後部座席も4人で座るには広く、トランクもそこそこで、運転しててもすごく快適です。

 このクルマ、今までの超本格スポーツセダンWRXというイメージで臨むと、少し違ったものに感じるんじゃないかなと思うんですね。
 なんていうか、もっとスパルタンというか、日常の快適性みたいなものを捨て去ったうえでの高性能をイメージしてたんですよ。
 足回りもガチガチで、クラッチも重くて、遮音材が薄くて音がガンガン入ってくる、みたいな。
 それが好きだって人も多いハズですし、わざわざこんなクルマを好んで買おうという人なら、それを許容するだろうってことなわけです。

 ところがそうでなくて、音も静かだし町中運転しててもストレスはなく、同乗者もそれなりにちゃんと乗ってられる。
 ちょっとした上級セダンのハイパフォーマンスモデルみたいな趣きなんですよね。
 個人的には、これがすごくいいんですよ。
 購入しようとするとTypeSで500万円のクルマですから、やはりいろいろなものを犠牲にしてこれを選ぶにはすこし覚悟がいるわけで。
 走るのが好きで、MTがよくて、(走り方面で)ハイパワーでカッコいいのがいいけど4人がストレスなく乗れて、音なんかも静かなほうがいいかなあなんてクルマ、これ意外に存在してないわけです。
 もちろん本格的にサーキットを攻めるみたいなハシリ寄りの使い方をするには、この手の標準でついてきてしまう快適装備が邪魔になることもありそうですし、そのぶん安く軽くしてくれよ!みたいなのもあるんだと思うんですけどね。
 そこを狙いすぎるとやはり誰にもついてこられないクルマになってしまうわけなんで、ここはすごくよい落としどころなんじゃないかな。
 そもそもだからといってこのクルマが遅いってことじゃなくて、むしろむっちゃくちゃ速いと思います。そしてサーキットでも山道でも首都高でも、ある意味町中でも十分に楽しめるってのはやっぱり大きいと思います。

 そう考えれば、500万円という値段はこのクルマとして考えれば安いのかも。
 快適に移動できるセダンに、ハイパワーである意味究極のスポーツ性を足したクルマですからね。
 普通のレヴォーグセダン代が250万円だと考えれば、プラス250万円の付加価値は、この手のスポーツカーが欲しい人には出して惜しくない値段でしょう。
 ついでに云うと、たぶんこのクルマ、売るときの下取り価格むっちゃくちゃ高いと思いますので、乗り変えるときにはけっこうその差は縮まるんじゃないかなと。
 十年以上乗るとか、改造しまくっちゃうとか、あるいは乱暴に走って修復歴ありになっちゃいましたなんてことになるとあんまり関係ない話ですけどね。
 TypeSではない通常グレードなら450万円で買えますので、どうせサスもホイールも変えるからいいよって人ならこっちでしょう。

 しかしやはりこの羽根は派手だよなあ。
 これがあると一気にヤンチャ感が高まる感じ。

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 素のモデルだとこの羽根がオプションになるんで、ここまで派手じゃないほうがいいなあと思って素のモデルを見てみると、これは小さなリアスポイラがついてるだけになる……んですが、なんかこれはこれで微妙なんですよ。
 昔のセダンみたいにトランクが長いわけではなく、さらにちょっとリアウインドウからテール部分にかけて尻下がりになってるので、このウイングがないとなんともしまらない感じになっちゃうんですね。
 逆にこれがないと、後ろからみたら300馬力のハイパワースポーツだとは絶対に思われない地味なスタイルになるので、逆に面白いかもしれませんが。

 乗ってみるとむちゃくちゃハイスペックながら実用的です。
 ほんと、面白いクルマだなあ、コレ。
posted by TAKAMI Yui at 14:59| Comment(0) | 試乗

2015年06月25日

ポジション球 オレンジLED化(まめ電製 T10 オレンジLED球)

 ポジションライトを変えました。

 というのも、前回書いたとおり、車検のときにヘッドライトのバルブについて「車検適合品って書いてあるけど、もしかしたら場合によって落とされることもあるかもよ。そしたら工賃とバルブ代実費もらうよ」と云われたので、めんどくさいんでそれまで着けてた車検対応ホワイトバルブを少し色温度の低いバルブ(もちろんこちらも車検対応品)に戻したんですね。
 で、無事車検は通りまして、その取り替えたバルブで走ってたんですが。
 あたりまえなんですけど、色温度が低いバルブのほうが、単純に明るさでいえば明るいわけですよ。明るさというのか見えやすさというか。
 ホワイトバルブっても、定価6000円くらいで売ってる(やつをセールで2000円くらいで買った)、ハイワッテージとかじゃないただ単にガラスに青く着色してあるだけのものですからね。
 こんなもん多少暗くなってあたりまえなんですけど。

 なんでわざわざそんな、少し暗くなるのをわかったうえでホワイトバルブ化したかというと、まずポジションライトをLEDに変えたら、LEDって当然色温度がとても高いんですね。
 LEDがすごく白く浮いて見える。
 で、このヘッドライトが通常のハロゲンだと、色味が黄色と云うのかなんというのか、いわゆる普通のヘッドライトの色なんで、けっこう違和感あったわけです。
 かといってHIDに入れ替えるほどでもないし、とりあえずってことでバルブだけ変えたわけですね。

 まあ、とはいえ、致命的に暗くなるでもなく、夜に明かりのない道を走ったって問題ない程度には道を照らしてくれてたわけなんで、まあこれでもいいかと思ってたんですが、いざ色温度を下げてみると、やっぱり明るいほうがいいよねってなことに。
 このPIAAのやつ、普通のハロゲン球よりも少しだけ白みがあるので、まあこれでもいいかと思ったってのもあるんですが。
 あ、そういう意味では、このPIAAの3200Kはとてもコストパフォーマンスがよくて優秀です。

 とはいえやはり、LEDのポジションライトとの色の差が気になる。
 先日貼ったコレですな。明らかにポジションが青っぽいですよね(写真だとアレですが、実際はここまで青くなく、どちらかというと高輝度白です)。

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 で、それならポジションランプを普通の電球に戻せばいいんですが、それもなんか今更感あるし。
 どうしたもんかと思ってた……ところで、じゃあいっそ、ポジション球をオレンジにしちゃえば違和感もなにもないんじゃね!?みたいな。
 アメリカ仕様だったかな、なんかあっちのほうではオレンジになってたはず。

 ところがここで法規の問題がでてきます。ポジション球はオレンジでいいの?ってことですね。
 わたしはいつおまわりさんに止められてもOKな完全合法改造がポリシーですから、そこは気にしないといかん。

 結論から行くと、「わたしのクルマはOKですが、ダメなのもある」です。
 平成17年1月1日以降に生産されたクルマについてはポジション球の色は白でなくてはなりません。
 それ以前であれば、淡黄色、橙、白はOKです。わたしのクルマは平成17年なんてのよりはるか昔なのでぜんぜん問題なし。Dとかにオレンジのポジション球入れようなんて考えると違反になります。
 あ、いうまでもなく、何年式だろうが青とか赤とか緑なんてのは駄目です。あたりまえですね。
 正確には、ウインカと同時点燈する場合はどうこうみたいな細かい規約もあるので、やるときはご自分で調べて上で自己責任で。
 というわけで、少なくともウチのGF8はオレンジにするぶんには法規的には問題なし。

 じゃあ球を入れようと思うわけですが、これがけっこう売ってない。
 GF8インプレッサのポジション球自体は、T10という規格の普通に売ってるものなんですが、T10のオレンジってのが結構ないんですね。
 あ、もちろん探してるのはLEDです。ウインカとかにも使われてるし、普通の電球なら腐るほど売ってると思います。

 ……要するにですね、上記の法規もあるし、T10のオレンジってニーズがないか、ニーズがあってもイマドキのクルマにつけたら結局違法になっちゃう可能性も高いわけですから、オートバックスみたいなところが置きたがらないんですね。
 何個かあるんですけど、これがもうバカみたいに高い。2個で3000円とか、さすがにこんな値段で買うもんじゃない。

 ってことで、ネットに切り替え。
 「まめ電」というところから。LEDの専門店なのかな?
 アマゾン経由で2個780円(送料無料)でした。うむ。これくらいなら安心して手を出せる。もう1セット買ったってオートバックスのメーカ品より安いぞ。

 ということで、到着したT10オレンジ球。
 早速取り付けてみます。
 前回はライト部分が固着してて、ポジション球にアクセスするのに苦戦しましたが、さすがにいちど外しただけあってすんなりと。

 まず、着ける前がコレ。普通の白LEDですね。
 むしろ少し青っぽく見える。

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 通常ならコレで十分なんですが。

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 で、つけたあと。

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 案外悪くないんじゃない?
 まあ、前の白のほうがいいじゃん!って人も多そうですが。

 それよりなにより、これ近くで見ると別にいいんですけど、

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 ……色味はともかく、ちょっと暗いかも。
 この写真だと明るく見えるんですけどね。
 ヘッドライトと同時点燈させると、色味のミスマッチはなくなったものの、暗さは余計に感じる。

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 ヘッドライトのほうに露出とシャッタスピードが合うから、この写真だと今度は余計に暗く見えるかな。

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 まあ、色温度の問題があるから仕方ないんですけど、普通の白色LEDくらいの明るさで光ってくれるとカッコいいんだがなあ。
 運転席からだと、光ってるのか光ってないんだかわかんないくらいです。
 昼間だとつけてるのかまったくわからないし、色味で見ると普通の電球と変わらない感じ。
 ポジション球だからそんなもんでいいのかな。照らすためのライトじゃないですからね。

 で、それより困ったのが、取付の問題。

 GF8インプレッサの問題なのか、個体差なのかがわからないんですけど、このまめ電製LED、単純にソケットに刺すと点かないんですよ。
 途中までさすと点くんですけど、最後まで押しこむと消えちゃう。

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 クルマ側のこのソケットの口金部分の問題なのかな?
 それまで着けてたPIAAのLEDは、極性間違わなければ適当にさしてもついたので、差し込み部分もまめ電LEDは少し細いのかも。
 なので、LED側のソケットと当たる針金部分を思いっきり当たるようにしてやります。
 コツはちょっと電極を中心部に向けて、さらに外側に開くようにしてやること。

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 ……これくらいでちょうどいい。いやマジで。
 とはいえ、これでもうまくいかないこともあるので、何度か針金の位置を調整して刺し直してやっとうまくいったような感じでした。
 サイトにも「緩い場合には針金部分を狭めてください」とあるので、こういう細かい加工(ってほどでもないか)が苦手な人はメーカ品買えってことなんでしょう。
 取付自体は片方5分あればできますが、この調整で手間取った。
 結局両方で30分くらいかな。
 それでもまあ、そんなもんです。まあ基本差し替えるだけですし。

 ……しかしこれ、振動とかでいきなり消えたりするんじゃないかなあ。
 上にも書いたように消えたのがすぐに運転席から確認できないから、それで整備不良切られたりしたらたまったもんじゃないぞ。

 まあ、780円ならためしに、という感じですかね。
 すぐ白に戻すか、もうちょっと明るいオレンジT10球を安く見つけたらそちらに差し替えるかも。
posted by TAKAMI Yui at 13:09| Comment(0) | インプレッサ(GF8)

2015年06月19日

車検

 GF8インプレッサ、(買ってから)1回目の車検。
 しかしまあ、1年半近く車検が残ってたのか、このクルマは。
 買った金額の半分くらいは車検代だったんでは。

 実はこのクルマ、最初はもう手放そうと思ってたんですね。
 もともと1回目の車検来るまでの予定でしたし、十分楽しんだのでもういいかなみたいな。
 なんですけど、ディーラでいろいろ部品も新品にしてもらったし、あと2年くらい楽しんでもいいかなみたいな。

 そうすると、別にわざわざ高いとこで車検とる必要もないし、それまでスバルディーラで手厚く見てもらっていたわけなんで、とりあえず通せる系のとこでいいかなと。オートバックスとかコバックみたいなあれですね。
 とりあえず、ディーラで取るといくらなんだろ?というのを確認すると、基本料金だけでだいたい11万円くらい、それにディーラとしての必要整備を足していくとプラス2万円くらいなんで、だいたい最低で13万円くらいだそうな。ちょっと整備してもらって15万円とかかな。
 今年から古いクルマは重量税が増税になってるんで、すごい高くなってるわけです。
 ……しかし、古いクルマは環境負荷が大きいから自動車税を上げるってのはまあ10000歩譲るとして、重いクルマは道路への負担が大きくなるから税金が高くなるって理念の重量税が古くなると上がるってのはまったくもって意味がわからん。クルマは古くなると重くなるのか?
 ……ということで、普通の5ナンバ乗用車よりも重量税負担だけで15000円くらい高くなってるんですけど。

 まあそれはともかく。
 コバックとかオートバックスとか自動車整備工場的なところとかいろいろ行ってみて、値段と整備のバランスがいちばんよかった自動車整備工場へ。
 値段はだいたい10万円くらい。

 実は、今までは基本的に車検はディーラでとっていて……というか、あんまり車検を通して乗ったことがなかったんですけど、一度だけ前に乗ってたE46だけドイツ車の専門ファクトリに出したことがあったくらいで、こういう汎用の車検工場とかに出すのははじめてだったんですね。
 んでも、結果的に3万円しか違わないんであれば、長いこと乗る前提ならいろんな意味でディーラに任せてしまったほうが確実だと思います。
 E46のときは2倍近く差があったのでファクトリーに出しましたけど、やはり今回の車検を見ても、ディーラのほうがいろんな意味で融通がききます。
 ただ、今回みたいにあんまり長いこと乗るつもりはないとかっていうのなら、1円でも安いほうがいいわけですからね。いわゆる格安車検系のお店という選択肢もアリでしょう。
 ただまあ正直、外車とかでなければ、ディーラとこの手の店では基本的な工賃とかにはあんまり大きな差はないです。
 もちろん、自動車整備工場によっては部品交換メインになるディーラよりきめ細かい整備ができるところも多いですから、信頼できるところがあればそこに頼むのがいちばんでしょう。

 んで、このクルマ。
 基本ノーマルですし、先にも書いたとおりスバルでの整備を最近まで受けていたので、走行関係は特に問題なし。ブレーキフルードだけ新品にしとくかなくらいのモノです。
 物言いがついたのは1点、ヘッドライト。
 わたしはヘッドライトのバルブを少し色温度が高いモノに変えてるんですね。
 ポジジョンライトをLEDにしたら、それがハロゲンヘッドライトの色とあまりにも違ってて違和感あるんで、少しでも近づけるためにいわゆるブルーバルブにしてあるんですよ。
 もちろん車検対応品です。

 ところが見積もりの段階で、これが車検に通らないことがあると。
 車検対応品であっても、検査員の印象でブルーバルブが落とされることがあると。
 まあこれはよいです。そういうこともあるんでしょう。バルブのパッケージにもそんなようなことも書いてありますしね。
 で、そのためにノーマルのバルブも積んでおいてくださいと。もし駄目だったらそれに変えますのでと。それもわかります。
 ところが、そういうことが起きた際には、バルブを変えるのに工賃が必要ですと。
 そんなんで工賃取られるのなんてバカバカしいことこのうえないので(自分でやれば両方で3分でできますから)、じゃあノーマルのバルブに自分で戻しておきますよと云った……んですけど、これがノーマルのバルブがどこにもない。どこにしまったのか覚えてないんですな。
 ギャンブルでこのバルブで試験受けてもいいんですけど、もしこれで通らないと、ノーマルバルブ代と工賃かかってバカバカしい……ってことで、オートバックスで安売りされてた色温度が低いPIAA製バルブ(CELEST WHITE 3200)を買ってきて刺しておきました。
 これ、なぜかノーマルバルブより安いのね。ノーマルバルブよりも少し明るい気がするようなそうでないような。これならノーマルバルブよりぜんぜんよさげ。寿命が短めなのかな。
 あとはポジション球とハロゲンライトの色味が違うのが気になるわけですが……いっそのこと逆転の発想で、ポジションランプをオレンジのLEDにしてしまえばいいのか。

 いちおうこれだけで車検は無事通過。

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 しかし改めて乗ってみると、このクルマの安定感は抜群ですね。
posted by TAKAMI Yui at 16:10| Comment(0) | インプレッサ(GF8)

2015年06月09日

アウディ S1

 アウディのボトムレンジであるA1のスポーツモデルです。
 A1ってのはまあ、日本車で云えばヴィッツとかフィットみたいな前輪駆動の街乗り実用モデルですね。サイズ感も横幅以外は似たようなもんです。
 1リッタと1.4リッタのターボエンジンを搭載し、特に後者の1.4ターボは150馬力近くを叩き出す、そこそこ元気のいいクルマですね。
 重量があるので、キビキビ速い「かっとびホットハッチ」ではないですが、どっしりしてて高速道路を長いこと走るような用途から、攻めるまでいかずともちょっと元気に山道なんかを走るにも向いてそうなクルマです。
 とはいえ基本は街乗り実用車ですから(フォルクスワーゲン・ポロと同じクルマですしね)、スポーツ用途云々で乗るようなクルマではないです……ので、じゃあこいつにちょっと元気のいいエンジン積んでスポーツカーに仕立てたろ!みたいなクルマです一言で云えば。

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 同じコンポーネントのフォルクスワーゲン・ポロにも「GTI」という伝統のバッヂがあって、これは現行モデルは1.8リッタのターボ。S1はこれよりもさらに大きな2リッタのターボエンジンを突っ込み、その馬力は以前乗ってたE46 330iとまったく同じ231馬力、いま乗ってるインプレッサワゴンWRX(240馬力)とほぼおなじ。1.8リッターターボのゴルフのGTIよりも車体は小さいのにさらにハイパワーです。
 さすがにFFではこの馬力を食いきれないか、駆動形式はアウディ伝統のクワトロになっております。
 しかしそんなことはどうでもよくて(?)、こいつの最大にして最高の特徴は、ポロGTIにも、そしてゴルフGTIにもないMTがあることなんですね。
 MTがあるっていうか、MTしかないんですけど。敷居の高いクルマだなあ。

 MTは6速で、ほんとにフツーの3ペダルです。
 現在の正規輸入アウディには実質これしかMTがないので(R8にはあるのかな)、そういう意味でも非常に貴重。聴けば、単にちっこい車体にでかいエンジンを押しこんだせいで、DSGミッションが載る場所がなくなっちまったんだそうな。なるほど。本来ならDSGを載せたかったわけですね。
 クラッチはむっちゃくちゃ軽いです。Dテントむし(ライトエース)とたいしてかわらん。割と重いGF8インプレッサとは比べるべくもなく、しかもなんだか妙に上のほうにミートポイントがあって、慣れるまでエンストさせそうで怖かったです。個体差かな。

 外装だけ見ると、アウディだってのを意識しなければほんとにフツーのハッチバックです。
 クルマが好きな人が見れば、なかなか国産車にはないエッジのきいたデザインですし、おっ!ってなると思いますが、2ドアと4ドア(スポーツバックという名称だそうです)が選べるうち、4ドアだとほんとにフツー。クルマに詳しくない人が見たら、フィットと区別つかないかも。
 2ドアだとちょっとサイドガラスの処理で目を引きますが、それもあえて見れば、って感じですね。
 とはいえ、後ろがスラントしているので、実用ハッチバックというよりも、一昔前のシビックみたいなスポーツハッチバックのイメージですね。
 そして、そのしわ寄せもあって、荷室はそんなに広くありません。
 いや、厳密には面積は普通の広さなんですけど、リアが寝ているうえに床面が高いんですよね。
 あんまりカサがあるものはたぶん積めません。それはA1でも同じでしょうけど。もちろん、普通に買い物行くとか、3人くらい2泊3日程度の旅行の荷物くらいなら楽勝です。
 そして、外で見ると想像以上に小さく見えます。
 長さはもちろん非常にコンパクトなんですが、横幅が少し広いので、3ナンバになってしまっております。まったく気にならない差ですけどね。

 そしてエンジン音がむちゃくちゃ元気です。
 そういうチューニングをしてるんでしょうけど、少し低くて心地よい感じ。
 なんですけど、このあたりはさすがに外車(というか、ちょっと値段の高い独車というべきか)で、ドアを閉めてしまうと回りの音はほとんど聞こえません。
 アクセルを開けると、排気音だけが入ってくるという心地よさ。
 オーディオをかけたらもう聴こえない気がしますが、逆に云えば、オーディオを聴きながら走るにはよさそうです。

 実際に走らせてみると、かなり下のほうから過給するので、一気にドカンと加速していきます。
 とはいえインプレッサ(GF8)ほど過激ではなく、じわっと大出力が出てくる感じ。NAのE46 330iより加速力は上かもしれません。E46のほうが重たいので、当たり前といえば当たり前ですけどね。

 で、このクルマ、3速がやけにワイドレシオで、町中走るだけならほぼ2速か3速の間を行き来するだけで済んでしまいます。
 ちょっとハイペースなバイパス道路とかで4速入れとけばいいかな、くらいで、5速6速は高速道路用ですね。
 ターボの恩恵か、3速からでも加速力はあるので、余計に街乗りでは3速まででほぼ事足ります。
 走行中に一気に加速したいときは、2速に落として一気に踏んでやればOKです。

 このクルマ、普段はFFで走り、いざって時に後輪も回転させてトルクを確保するようになってるんだそうです。
 コーナリング時にトルクをいい塩梅で4輪で分け合えるような電子制御システムもついていて、安定感は非常に高いんだそうな。
 町中の試乗でそれを試すことはできませんけども。

 ただやっぱり、どっしりしてるというか、クルマが重たい感じはあります。
 ちょっとハイペースで曲がると、どこか全体的に遅れてついてくる感じというか。
 FFベースの大排気量ですからね、どうしてもフロントヘビーになるのかなあ。重量自体はGF8とあんまり変わらないハズなんですけど。
 山道を勢いよく攻めるとかってんじゃなくて、ちょっとハイペースで首都高を流すとか、そういう使い方ならすごく気持ちよく走れると思います。
 安全装置がすごくしっかりしてますし、いきなりずるっと滑るような事態にもなりにくいでしょうしね。

 そしてこのクルマが400万円オーバーというのが、また高いのか安いのか。
 アウディというモデルレンジの中で、このエンジン+クワトロであるということを考えたら間違いなく安いんですけど、この小さいクルマに400万円が払える人ってのはやっぱり限られますよねと。
 単純に乗ってて気持ちよくて、そこそこの居住性とある程度のパワーがある、飛ばして楽しいクルマってことでいえば、86/BRZとかスバルWRXとか買ったほうが幸せになれるんじゃないかみたいな。
 上にも書いたとおり、ぱっと見たときは普通のコンパクトカーですから、誰が見てもイバリがきくクルマではありません。
 なので、400万円したんだぜ!っていうのを人に云ってもあんまり伝わらないかもしれません……が、まあ、それでいながら実はハイパワー高性能ってのがたまらんって人もいるでしょうし、そういう人にはいいのかな。
 あとはあれですね、86/BRZはクーペスタイルだし、WRXになるとデザインにしても雰囲気にしてもちょっとがちゃがちゃしてるから、もうちょっと落ち着いた雰囲気でパワーとある程度の実用性を、みたいな人とか、ダウンサイザーっていうんですかね、ちょっとハイペースで走ることもあるけど、でかいクルマはいやだ、ってひととか。
 いちばんびっくりしたのは、このクルマのカタログとかWEBサイトに載ってるメインの色、つまりイメージカラーはおそらくフェニックスイエローという黄色になると思うんですけど、このクルマは色がソリッドの黒全部オプションで、どの色にするにしてもオプションカラーがかかります。
 パールホワイトとかのメタリック色は5万円くらいの常識的な(?)オプションカラー代なんですけど、イメージカラーのフェニックスイエローはなんとオプション代25万円。オールペイントじゃないんだから。
 この黄色を「これがいいからこれで」って躊躇なく選べる人が買うクルマなんだなあってのがなんかすごくターゲットとしてわかりやすいかな。

 この手のコンパクトカーのハイパフォーマンスモデルって、このあたりは同じような値段のフォルクスワーゲン ゴルフGTIがあって、その上はいきなりBMW M135iの600万円、AMG A45の700万円になってしまうわけで、あんまり選択肢もないっていうか、そもそもこんな酔狂なものを欲しがる人もそんなにはいないんでしょう、ていうか、実質いまのところゴルフGTIがあればあとは別にいいかなって感じなんでしょうね。
 その中でも今のところ唯一のMT車ってことでいえば、唯一の選択肢になりうるのかな。

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posted by TAKAMI Yui at 13:14| Comment(0) | 試乗

2015年06月08日

マツダ ロードスター(Sスペシャル)

 クルマが好きな人の多くが「ああ、欲しいなあ」と思うけど、実際に買うかどうかと云われるとうむむとなるもののひとつは、このオープン2シーターというカテゴリのクルマではないかなと思います。
 キャンピングカーもそうですけどね。
 なんというか、一日二日借りて乗るにはいいけど、それを所有して足にするにはちょっと、みたいな。スーパーカーとかもそうかな。

 共通してるのは、「すっげえ楽しそうだけど、それ一台で生活すべてまかなうにはちょっと」ってことなんじゃないかと思います。
 キャンピングカーならなんかでかくてスーパーの駐車場とかに入りそうもないし葬式には乗り付けられないし(日本人的と云われようと、日本人なんだからこれは結構重要なんじゃないかと思うんですよ)、2人乗りオープンカーなんて2人しか乗れないから、既に子どもがいる夫婦が全員で移動することすらままならんわけです。
 高いとか安いとかじゃなく、キャンピングカーにしてもそこらのオープン2シータにしてもクラウンとかアルファードよりぜんぜん安いのもいっぱいあるんですが、そういうことじゃないと。
 で、2台クルマが持てるならこの手のクルマともう1台みたいなこともできますしいいんでしょうけど、なかなかそうもいかない。海外みたいに複数持ちが当たり前ならこういうの欲しいんだけどね……みたいなことで。
 そんな遊びクルマが、維持費の安い軽自動車ならなんとか……ってことで、コペンとかこんどホンダから出たS660あたりが支持されてるんじゃないかなと思います。
 独身ならぜんぜん2人乗り1台でいけちゃうんですけどね。2人以上が乗ることなんかめったにないわけですから。

 というところでロードスターです。
 初代のユーノス・ロードスターが、死にかけていたこのライトウエイト後輪駆動2人乗りオープンカーというカテゴリを復活させたってのはよく云われる話で、これがバブルの仇花のような一発屋ではなく、ずっと絶え間なくアップデートしたモデルチェンジを経ているところが偉いわけです。
 そんなロードスターもついに4代目。

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 イマドキのマツダデザインになりました。全体としてはシャープになったNB型に近い感じですかね。
 前モデルのNC型が、(実際に大きいとはいえ)ちょっともっさりした感じのデザインだったので、すごくスリムになった感じがあります。
 というか、なんか外車っぽい。特にリアドアから後ろ側は、なんだかイタフラ車のデザインみたいです。

 このクルマ、WEBとかの写真で見るとなんかちょっといまひとつな感じがあったんですけど、実際に見るとけっこうカッコいいんですね。
 これなんでだろうと思ったんですけど、ナンバープレートがついてるからかな?と。
 写真だとだいたいナンバーがないか、あるいはついててもロードスターのロゴが入った黒いナンバーなので、グリル(というのか)がすごく大きく見えるんですね。
 ここに日本のナンバープレートである白が入ると、ワンポイントになるんですよ。
 だからかも。

 そして、オープン状態のほうが圧倒的にサマになりますね、このクルマは。
 ちなみにホロは手動のみ。NCにあった電動屋根はオプションにすらありません。
 ただ、ものすごく軽量で軽く動くので、運転席から信号待ちのときに閉めるなんてのも簡単にできそうです。
 これはとてもよいですね。
 こんなものは雨さえ漏らなければシンプルなほどいいんです。いや、ほんとに。かつてビート(初代のやつ)に乗ってたわたしが云うんだから。

 実際に乗ってみると、1.5リッターで131馬力ですから、びっくりするようなパワーはありません。トルクがあるのでどかんと加速してくれますが、伸びはないです。
 でも、クルマが軽いからか(試乗車はSスペシャルだったので1トンをわずかに超えてましたが、標準のSグレードなら990キロです)、町の中でコーナーひとつ曲がるだけですごく素直なのがわかってびっくりします。なんというか、行きたいところにすっと行く感じ。そしてもう、これがすべて。

 って、ロードスターって初代からそうでしたけど、基本そういうクルマでしたね。
 湾岸をかっとぶようなクルマではなく、屋根を開けて山道をちょっとペースをあげてドライブするとか。
 狭いサーキットであれば動きが素直なぶん速いとか。
 で、NAやNBあたりと大きく違うのは、ある程度電子制御が入ってくることでしょう。
 新しいクルマだから当たり前なんですけどね。
 クルマ自体がある程度の無茶を許容してくれるのをよしとするかつまらんと思うかは人それぞれですが、安全に運転を愉しむってことで云えば、NC型を進化させたようなすごくいい感じなんじゃないかと。
 なんていうか、持ってるだけで楽しくなるような雰囲気ってすごく大切ですし、実際に運転しててもすごく楽しいんですよ。
 運転するということ「そのもの」を楽しむクルマです。
 それゆえに(?)、オープンで乗ってると風の巻き込みが割とあります。気になるほどではないんですけど、これが逆にすごくいいんですよ。
 風の巻き込みを感じたくないならクローズドのクーペに乗れ!ってなもんです。

 それとこのクルマ、スポーツカー的なポジションゆえ、シート高がかなり低いです。
 これは運転の操縦性をかんがえればいいことですし、レーシングカーのような雰囲気もあって気分的には悪くないんですけど、オープンにしてドアサッシに腕を置くような乗り方がしづらいんですよね。腕のほうが上にきちゃう。
 そらわたしがちっちゃいだけか。

 あ、あと、これはMTで乗ったほうがいいと思います。
 ATだと楽しめないってなことを云うつもりはないですけど、ここまで「運転そのものを愉しんでください」クルマなら、ギアを使って遊んだほうが楽しいかなと。
 最近のクルマだと、ATも優秀になってますから、わたしみたいな素人が乗るならATのほうが速いと思いますけどね。速さを競うようなクルマではないわけですから。

 ……とはいえまあ、諸経費入れてナビがついた「Sスペシャル」で300万円を超えるわけなんで、遊びクルマとしてこれを買うにはまあそれなりに裕福な人になってくるのかなあ。
 あるいは、若い人がコレ一台で持つのをえらぶとき、86/BRZのライバルとしてもよさそう。値段もだいたい同じくらいで、こちらはオープンだけど2シータ、向こうはクローズドだけど2リッタで、みたいな。
 性格は違うけど、どっちも運転を愉しませようという根本は同じだと思います。どちらかというと86/BRZのほうが、少しだけ「速く走らせる」というほうに寄ってるかなあ、くらいの感じ。

 ま、物価水準が昔と今とで違うとはいえ、100万円台後半で買えたNAやNBに比べると高級車になった感はありますね。
 まあ実際、ついてる装備も高級車のそれで、NAやNBにあった標準車とか86のベースグレードみたいな、なんにもついてないけど軽くて走り向きですみたいなのはないんですけども。
 そのあたりでもやはり、サーキットでタイムを出すのとはちがう、屋根を開けて、素直に動くクルマで運転を愉しむ、というのが基本コンセプトな感じがありますね。
posted by TAKAMI Yui at 16:58| Comment(0) | 試乗