2017年06月19日

ETC2.0 ND-ETCS10(Pioneer)

 430にETCを導入しました。
 いや、それだけなら別にわざわざ書くほどのことじゃないんですけど。
 今回導入したのはETC2.0です。機種はパイオニアのND-ETCS10。
 これでETCはDテントむしより新しくなってしまいました。

 いや、最初は普通のETC車載機を買いに行ったんですよ。
 別にあんなものは高速道路の料金を払うためのもので、考えてみればなんで料金払う機械をこっちで金出して買わにゃならんのだと思うんですけど、まあそれはそれ。仕方ない。
 ETC2.0ってまだ機械がやたら高価で、普通のETC車載機と比べて1万円以上高い割に今の時点でできることが少なくて、まったくコストパフォーマンスが釣り合わない。
 ネットとかで買うとETC車載器なんて新品6000円セットアップ込みみたいなのが売られているわけで、実際に前のインプレッサの車載機はそれで買って自分でつけたんで、まあそんなもんでいいんじゃないのと思ったんですが。

 前は確か車載機をネットで買って、車検証をメールで送ればそれでよかったと思うんですが、ルールが変わったのかなんなのか、承諾書みたいなのを描いてとりあえずFAXで送ってさらにあとから原本を郵便で送れとか書いてあってなんかめんどくさくなってて。
 多少高くてもいいからその場でセットアップできるオートバックスとかで買おうと思って店に行った……ら、通常の車載機が7000円(+セットアップ代)なんだけど、ETC2.0対応のND-ETCS10が定価19800円から普及キャンペーンで10000円引きになってたんですよ。
 しかも後からポイントで返還とかじゃなくその場で値引いてくれるんだからめんどくさくない。
 まあ、2000円高い(のと、正式にはセットアップ代も2.0のほうがちょっと高い)意味があるのかどうかと云われるとアレなんですが、それくらいの差額ならこれからもしかしたら何かあるかもしれない2.0にしておくのはアリかなというわけで、9800円+セットアップ代で購入しました。
 キャンペーンのパンフレットには「対象のお店で2.0車載器を購入・セットアップ・取り付けを行った人が対象」と書いてあったんですが、取り付けはなくてもいいみたい。
 その上さらに「車にはじめてETCを取り付ける人が対象」で、それは人じゃなくクルマにひもづいているようなので、過去にETCを取り付けたクルマを持っていたり、あるいは他にETC車載機がついているクルマを持っていても、そのクルマにはじめてETCを取り付けたりするぶんにはキャンペーン対象としてみなされるようでした。とはいえやはり制約は多い気がするなあ。1.0から買い換える人も対象にすればいいのに。

 で、帰って取り付け。
 ACCとGNDだけなんで、あとはアンテナ線のとりまわしと位置だけ注意すれば、20分あれば十分にできてしまいます。
 アンテナがやたらとでかくなってて目立たなくするのがけっこう手間。仕方ないか。

 取り付けて試しに料金所を通過してみたら、普通に金をとられたわけでそういう意味では目的は果たしたわけなんですけど、ほかにもこれ、ETC2.0ならではの機能がいくつかついています。
 これ、安いには安いなりの理由があって、ETC2.0はナビと連動させて光ビーコンのかわりに渋滞情報なんかを表示させる機能があるんですね。
 でもこのND-ETCS10は、ナビがパイオニア製であっても連動させることができません。
 まあ、もとよりパイオニアのナビを使ってない人には関係ない話なんで、パナソニックの古いポータブルを積んでいる430ならこれで十分。
 でで、それじゃあETC2.0の意味ないじゃん!というとそうでもなく、こいつは「スタンドアローンタイプ」で、渋滞情報をキャッチすると「ここから**方面は渋滞があります」みたいなことをETC本体がしゃべってくれるんですよ。つまりナビがなくても渋滞情報が使える。
 むしろパイオニアのナビを使ってないんであればこっちのほうが好都合、というわけですね。

 んが、これ、アンテナではなくて本体から音声が出るようになっているので、なるべく目だたないところに本体をつけようとすると、声がほとんど聞こえません。
 Dテントむしで使っているパナソニックのETC車載機は、アンテナから音声が出るうえ、やたらと音量が大きくて、一番音量を大きくしておけばオーディオを聴きながらでも案内が聞こえます。
 でもこれ、本体から音声が出る割にはやたらと音量が小さくて、普通に足元に付けてるんですが、オーディオなんか入れてるとほとんど聞こえません。渋滞案内をしてくれているのも音量がそんなに大きくない割に妙に機械音声で、よく聴くとかろうじてなに云ってるかわかるかなって感じ。
 よく車載器をグローブボックスの中に入れたりとかしますけど、あれをやったらまず絶対に聞こえないですね。それこそなんのための2.0かってなもんです。
 まあそうでなくとも、そんな限定的な渋滞情報がどれくらい役に立つのかってなるとちょっと疑問ではありますが。

 ……というわけで、ナビ連動でVICSの代わりに使うとかならアリですが、そうでなければいまあえて2.0にする必要はないなと思いました。
 今回たまたま料金差額が2000円だったから2.0にしたわけで、まあこんなもんかってなもんですけど、これが5000円とかの差額だったらちょっと考えてしまいます。10000円の差額なら絶対要らないです。

 ただ、ETC2.0は普及が思ったより進まなくて(そりゃまあ、このコストパフォーマンスとサービス内容じゃそうだわな)、今回みたいな本体からの割引施策だったりとか圏央道なんかでは2.0のみ通行料割引の施策をやっていたりはするようなので、今後通行料の割引とかのメリットが出てくるかもしれません。
 そうなったらはじめて差額分出してもいいかなってことになるかと思いますが、現状では通常ETCの通常価格との12000円の差額を埋める理由がまったく見当たりません。
 なんかフェリーとかドライブスルーとかの支払いもこれでできるようになるとかいうのも書いてあるんですが、それで割引になるんならともかく、ただ「払える」だけでは特にメリットも感じないですからね。とにかく基本的にはただ料金を払うためだけの機械なんですから、「出した分の元を取れる」なにかがなければ買う気にはならないでしょうし。

 ま、今後のサービス充実に期待ですね。
 現実的にはこのまま普及が進まなければどんどん普及施策で通行料金的なメリットや本体の値段も下がってくるでしょうし、そこを狙うのはアリだと思いますが。
posted by TAKAMI Yui at 19:06| Comment(0) | 430セドリック