2016年12月08日

オーディオ

 最初にうちに来たときから、セドリックのオーディオはAMラジオが壊れていて、FMしか入りませんでした。
 カセットデッキもついていましたが、そもそももはやカセットテープがないのでチェックもできないし、仮に動いたとしてもいちいちカセットテープにCDを録音して聴くというのも、味はあるけどやっぱりどうもあまり現実的ではありません。
 やっぱり今乗るなら、iPodかなにかをつなげっぱなしにしておいて、いちいちCDを入れ替えたりすらやらなくていいようにしたい。
 オーディオなんかなくてもいいじゃんという人も多いでしょうけど、わたしやっぱり運転時には好きな曲を聴きながら運転したいタイプなんです。
 とはいえ、とりあえず発電能力が安定するまではオーディオもうかつに変えられないのでそのままにしておいたんですが、オルタネータ調整とライト類のLED化で電力も安定してきたので、オーディオに着手することにしました。

 とはいえ、やっぱり古い車は古いままのインテリアがいいわけで、なんとかインパネ類はそのままにしたい。
 つまり、古いラジオは使えなくてもいいからそのままにして、新しいデッキはどっかに隠すとかして使いたいわけです。新しいデッキが古い車に入ってるとなんとなく違和感があるなあと。あるいは、今のラジオをそのまま有効活用できるならそれに越したことはない。

 まず試したのは、FMラジオが使えるならということで、昔ながらのFMトランスミッタ。
 いわゆる「FM飛ばし」ですね。
 430セドリックはロッドアンテナではなく、リアガラスにフィルムアンテナがあるのですが、通常のFMラジオはけっこう感度よく入ります。
 なのでこのFM飛ばしもわりと期待していたんですが、買った機材が悪かったのかこれがもう全然ダメ。ハナシにならないレベルです。あまりに感度が悪過ぎてイライラするレベル。
 この手のFMトランスミッタは、飛ばすほうの性能にかなり依存するので、買ったものが悪かったのかもしれませんけどね。

 で、次に考えたのがコレ。

IMG_6798.JPG

 知ってる人には懐かしい、知らない人はまったく知らないであろうコレです。
 カセットテープデッキに入れて、ピンジャックをCDとかのイヤホン端子につなぐとカセットデッキ経由で曲が聴けるという、むかし車でカセットを使っていた人の多くがお世話になったであろう代物です。
 さすがにもう売ってないんじゃないかと思っていたんですが、ところがどっこいまだ新品が売ってるもんですなあ。
 で、これを買ってみたんですが、これを入れてみたところでカセットデッキが故障していることをはじめて知ることになりました。入れても再生してくれません。もしかしたら普通のカセットテープなら再生してくれるかもしれませんが、どっちにしてもコレも使えない。
 となると、やっぱり新しいデッキを取り付け、グローブボックスの中とかに隠してしまうという手段しかなくなるわけです。

 しかし、前にも書いた通り、430セドリックのオーディオ端子は、ほかのどの日産車とも違います。いやま、全部のコネクタを知ってるわけではないので、同じ形状のものもあるのかもしれませんが。
 これ。

IMG_6768.JPG

 オーディオの入れ替えなんて、標準のデッキをはずしてメーカごとの変換カプラを入れて、そこから電源とスピーカの線だけつなげればいいだろうと思っていたんですが、こいつはそんなに甘くないです。
 日産用として売られているカプラは当然合わないし、そもそもこんな形のカプラ見たことありません。楽天やらアマゾンやらネットを探しても売ってない。
 この430セドリックは、さすがに当時の高級車なだけあって、リアからラジオなどの操作ができるようになっていて、それの配線が入ってるんですね。
 なのでおそらくこんな複雑な系統になってるんでしょう。

 んが、運よく先に買った430の整備要領書に、オーディオ関係のピンアサインが載っておりました。
 変換コネクタがないだけで、存在しているコネクタは今時のクルマとほぼいっしょです。
 オーディオはとりあえず、ACC、BATTとアース、それにスピーカさえ結線できれば鳴るわけなので、とりあえず簡単に要領書から必要なピンアサインを選び、書き起こしました。
 現実的には、下半分はリアからのオーディオ操作受付なので使いません。
 んで、それとは別に、こんな感じのものを用意します。

IMG_6811.JPG

 全部で2000円くらいかな。
 ほんとはケーブルの色がもっとたくさんあってほしいんですが。
 このピンコネクタを車両側のコネクタに直接差し込み、必要な結線をしつつ、そのままではケーブルが短いのでケーブルを延長してグローブボックスの中にデッキを設置して隠してやろう、という魂胆ですね。
 今回結線したのは、上記のほかにANT.CONTです。
 この430セドリックはリアガラスのアンテナフィルムでラジオを受信しているんですが、アンテナフィルムのすぐ後ろにアンテナアンプがあり、電源オンとともにそのアンプに電気を供給するための結線ですね。
 ILLもちゃんと来ているので、これも配線してやれば暗いときには減光したりしてくれるんでしょうけど、グローブボックスに隠すなら関係ないので今回は無視しました。

 あとは間違えないように配線するだけです。
 今回BATTはフロントノシガライタからとりました。
 このクルマ、シガライタが常時電源なんですよね。
 それがすごい面倒なんですが今回ばかりは役に立ちました。

 ピンアサインを見ての通り、ちょっと癖があるのはスピーカの結線で、通常はフロントRとフロントLでそれぞれにプラスとマイナスがあるのですが、このクルマはフロントのRとリアのR、フロントのLとリアのLでマイナスを共有しています。
 つまり、フロントR+、フロントL+、リアR+、リアL+はそれぞれ単独の線なのですが、フロントR−とリアR−、フロントL−とリアL−はそれぞれまとめて2本になります。
 ので、上の一覧には写っていませんが、二つのケーブルをまとめて一つにしてくれるケーブルがあるととても楽です。
 グローブボックスには、グローブボックス内を照らすための証明があり、そこにうまいことケーブルが通る程度の穴があったので、そこを通してグローブボックス内にケーブルを引き込みます。

 デッキは以前、W210で使っていたパイオニアのDEH-P730。
 これにiPodを接続するためのCD-IB10をつなげて使います。
 iPodをつないだ時にタイトル欄に日本語表示ができるのと、何より余ってたので。

 んで、それを無事に繋ぎ、どきどきしながらエンジンをかけてみた……ら、音が出た!
 ちゃんとリアもフロントも鳴ってるぞー。
 今回のオーディオは難易度高かっただけに、いつも以上に達成感はあります。

IMG_6813.JPG

 こんな感じで、基本的にiPodで流しっぱなしにするときはグローブボックスを閉めてしまえば、見た感じ新しいオーディオがついているようには見えません。
 云うまでもなく運転席から操作するのは面倒ですが。
 まあ、見ての通りちゃんと整理してないのでコードがぐちゃぐちゃなので、どっちにしてもこれを整理する必要はありますけどね。
 ただでさえ狭いグローブボックスはもはや車検証くらいしか入らなくなった。

 あともうひとつ、こういう形式なので、どうしても現状だと純正ラジオが少し浮いてしまいます。
 純正ラジオはコネクタのところにテープで絶縁して押し込んであるだけなので、どうにもなりません。

IMG_6814.JPG

 スロットインのラジオのスロット部分に絶縁して無理やり別の端子を突っ込んでるんだから仕方ない。
 これもなんとかしたいですね。。
 一番いいのはうしろのパネルをカットしてしまうことなんだけど、いつでも純正に戻せる、がモットーなのでそれはしたくない。さてどうしよう、というとこでしょうかね。

 あとは当然、スピーカが古いので音は悪いです。
 次はココかな。スピーカの口径いくつなんだろう?
posted by TAKAMI Yui at 19:50| Comment(0) | 430セドリック
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