伊豆・下田まで一泊二日で旅行をしてきました。
まあ、それだけなら別に珍しくもないし、宿泊場所も普通のホテルなので、わざわざ書くほどのことでもないんですが、今回このクルマを買ってはじめての「6人乗車」。つまりフル人数乗車での長距離移動だった、ということです。
Dは6人乗りで、普通のワンボックスよりもはるかに横幅がありますが、しかしそのキャビンの左側は冷蔵庫やシンクなどの設備に場所をとられてしまっていますから、シートそのものは決して広くはありません。
おそらく普通のワンボックスとたいして変わらないでしょう。
これで長距離乗ったらどうなるか、ということですね。
とはいえ、わたしは運転席だったのであんまり後ろが広いかどうかというのはわからないんですが、見た感じ文句が出るほどきつい感じではなさそうです。
ただし、面倒です委がシートはセカンドシートも前向きにしたほうがよさそう。
というのも、対面の状態ではテーブルが使えて便利な反面、2列目シートからは窓から外がほとんど見えないんで、酔いやすいんではないかなと思うんですね。もともと後ろ向きに走ってるだけで酔いやすいわけですし。
前向きにすると、狭いですが窓から外が見えやすいポジションになります。
ただ、やはり椅子の位置が高く、クルマの揺れが増幅されるんで、乗り物酔いしやすい人は後ろの席はどこだろうが長時間はきついかもしれません。
で、走りのほうはというと、やはりこれだけ人が乗るとかなりいっぱいいっぱいです。
もちろん後ろが酔わないように無茶な運転をしてないからというのはありますが、それでも高速道路なんかだと流れに乗ってしまいさえすればいいものの、伊豆の山奥の峠道なんかではギアを1速まで落として登らないと登れないこともしばしば。エンジンがうなりをあげて登っていく感じになります。
伊豆箱根スカイラインみたいなところでは、アップダウンがあるうえにクルマの流れが速いので、普通のクルマはバンバン先に行かせる感じですね。
基本的には元のライトエーストラックに荷物を積んだ状態とあまり変わらないと思うんですが、その元がやはりあまりパワーがあるとは云い難いんでしょう。
これはもうある意味仕方がありません。
あと、これくらいの気候ならまだ我慢できますが、もうちょっと暑くなるとエアコンの冷気が後ろまで届かない、というのもちょっと問題かも。
扇風機を使ってフロントの冷気を後ろまで送るとか、フロントエアコンのダクトを分岐させて後ろに送るパイプを作るとかしないと、これからの季節後ろの席は暑くて乗ってられないかもなあ。
あともうひとつ、セカンドシートが後ろ向きのままな状態ではもちろん、前向きにしても、キャビンと運転席は結構分断されている気分になります。
これは、キャビンに比べると座る位置が運転席のほうが一段低いので、実際にはつながってるけど繋がってる感じというのが乗用車に比べて少ないんですね。
これは慣れの問題かもしれませんが、運転席一人、残りが後ろ、みたいな乗り方だと運転席はかなりさびしい思いをするかも。
とかくこのクルマに限らず、キャビンがあるところがトラックの荷台にあるタイプのキャンピングカーは、カーブのたびに運転席以上に身体が揺られる、というのは意識しておかないと、後ろは酔いやすいだけでなく身体がゆすられて不快な一方、ということになりかねません。
ただまあ、基本的にはやっぱりこのクルマ、4人くらいで使うのがベストなのかなあという気もします。
前に2人、後ろに2人で、止まった時だけ後ろで全員で休む、みたいな。
子どもとかならいいんでしょうけど、大人6人で移動するには、酔いにくい人であるとかっていう条件がついてしまいますね。
なので、大人数で長距離を移動するような使い方をすることが多いのであれば、やはりそれなりの大きさのクルマにするほうが快適だと思います。
もしくはハイエースのようなバンコンなら、フロア高がキャブコンに比べて低く、窓エリアも大きいので後ろに乗る人からしたら快適でしょう。
あるいはやっぱり、理想的なのはAtoZの「アルファ」なんですよねえ。
バンコンの拡張みたいな感じなので、キャビン位置も低いし、運転席とキャビンの高さもほぼ同じ。レイアウトも結構理想的(実際に使ってみると、サードシートの必要性をあまり感じなくなるので)。
ただこれ、ベースの関係で4WDとMTがないんですよねえ。
あとは、高さが2.3mあるんで、できればあと20センチ削って2.1mに収まってくれれば完璧なんですが。
posted by TAKAMI Yui at 17:42|
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