2017年01月10日

燃料系その4

 ふと思い立って、USBの内視鏡カメラを買ってみました。
 いまどきだと、ネットなら2000円くらいで買えるんですね。
 中国製で画質はそれなりですが。

 なにをしたいかっていうと、ガソリンタンクの中を見てみたかったんですよ。
 もちろんポンプとエアフロが怪しいのは云うまでもないんですけど、燃料タンクの中にある、燃料吸い出し口にあるらしいストレーナも怪しいんではないか、と。
 ここにサビやらゴミやらが詰まると、この加速不良を引き起こすんだそうです。
 でもここは外せないから、普通には見られない。
 じゃあどうするかってと、内視鏡カメラを使うしかない。

 で、Macbookに繋いで、ゲージユニットをはずして実際に使ってみた……んですが、やっぱりちょっと難しいですね。
 燃料タンクって燃料の揺れ防止のために中が仕切ってあるんですけど、その仕切りの間の穴をうまく通して吸い出し口までたどり着かないといけない。
 普通のケーブル状のカメラでは狙ったところに動かないんで、それが難しいんですよ。
 うまくいけば見られるんでしょうけど。

 ただ、やはりタンクの内壁とかを見ると、うっすらとサビが出てはいます。
 とくに天井がひどいですが、これは燃料ゲージがサビてるのと同じ理由でしょうからしょうがない。
 この感じで燃料タンクが全面的にサビてた場合、サビによる燃料ラインの詰まりも考えられなくはないなあ。

 でもそれだと、エンジンオフですぐに復帰するってのがわかんないんですよ。
 燃料ラインに詰まりがあるなら、エンジンを切っても変わらないでしょうし。

 謎だなあ。
posted by TAKAMI Yui at 19:02| Comment(0) | 430セドリック

2017年01月07日

S130Z用エアフロ

 燃料系とあわせてトップクラスの犯人候補、エアフロ。
 この「高負荷時にいきなり回らなくなる」のはエアフロ故障の典型的な例だそうですし、いろいろ疑ったところでエアフロが直ればいきなり直る可能性すら少なくないのではってくらい犯人としては怪しいところです。
 もちろん新品なんて出ないので、オークションサイトやらなんやらをいろいろめぐってるんですが、なかなか出てこない。
 430そのものでなくてもL20ETのものなら使えるだろうと思いながら見てるんですが、まあ出てこないです。

 ので、試しにひとつ、L28のS130フェアレディZ用だというエアフロを買ってみました。

IMG_6894.JPG

 もちろん品番はまったく違いますが(22680-P6500)、これがいわゆる一般的なL28用と違うのは、対応型式にL20が併記されてるんですよ。いわゆるL28用エアフロ(430ブロアムの22680-V3000とか)だと、対応に「L28」しか書いてないんですな。
 さらに、ノンターボのL20E用エアフロはピンの数が4ピンなんですが、L20ETのエアフロは5ピンなんですね。今付いている430ターボ用の22680-V0310も5ピンです。
 で、このL28/L20用も5ピン。
 基本的にL28用はすべて5ピンみたいです。で、L20Eのノンターボは4ピンみたい。
 もしかしたらこの余計なひとつはECCSのコンピュータ信号用とかかもしれず、そうだとすると関係ないということになるんですが。じゃあなんでECCS化されてないL20ETが5ピンなんだってことになるんでやっぱりわからんな。
 あと、L20ターボの整備解説書のチェック用配線図を見ると、エアフロからの配線は4本しかないんで、1本は使ってないのかもしれません。

 とまれ、そうすると、これはもしかしたら使えるのでは、と。
 もちろんダメならダメで仕方ないというダメモトではあります。
 まあ、L型なんてものすごく原始的なエンジンなので、多少違うエアフロが入ってたところでそれが正常に動いてるんならだましだまし走ってしまうんではっていうのもあるにはありますが。
 これが使えるんなら、けっこう出回っているL28用エアフロが使える可能性が高くなるんで、エアフロ探しは多少楽になるかもしれません。
posted by TAKAMI Yui at 18:55| Comment(0) | 430セドリック

2017年01月06日

燃料系その3

 で。
 とりあえず、もう少しよく見てみようと思い、ジャッキで上げて燃料ポンプを見てみようと思い立ちました。
 先にも書いた通り、燃料ポンプまわりは鉄板でガードされていて、この鉄板はボルト4つで止められています。
 その鉄板を外そうとボルトを外したら、燃料ポンプの重みでポンプまわりが少し落ちてきました。
 配管があるので、当然下までは落ちてきません……が、配管が相当劣化していたらしく、タンク側のフューエルダンパーの後の配管に亀裂が入り、燃料が噴き出してきてしまいました。
 もちろん燃料は事前に抜けるところまで抜き、タンク内の圧力も下げてあったのですが、抜けきらかなった燃料がどばどばと。
 止めるにも亀裂が大きくて停まらず、再びボルトを取り付けようにもガソリンが出てきているので停まらず、右腕がガソリンまみれでえらい騒ぎ。なんかの拍子で発火したら焼死するとこだった。ついでにすごい腕がかぶれたのでやっぱり燃料系をうかつにいじるのは怖いなあ。

 でで、とりあえずこうなってしまうとリフトがないとどうにもならないので、レッカーでいつもの日産へ持って行ってもらい、汎用の耐油ホースでポンプ前後の配管を作ってもらってとりあえず亀裂はおさまりました。
 燃料まわりをいじるときは横着せずにちゃんとタンクの配管を抜かないと。
 というか、ここのホースがこんな状態だとすると、あっちこっち全部のホースもこの状態であることが考えられるわけで……。

 で、もう面倒なので、こりゃポンプ一式交換するしかねえなあという結論に達しました。
 いやま、それは最初からわかっちゃいたことではあるんですが。

 とはいえ、肝心のポンプは製廃。
 フューエルダンパーも製廃です。チェックバルブはわからんけど製廃だろたぶん。

 こういうときにとても頼りになるのが、亀有エンジンワークス(http://www.kameariengineworks.co.jp/)。
 埼玉の三郷市にあるんですが、純正も含めてL型パーツを豊富に扱っていて、以前にもマニホールドのガスケットやらデスビキャップやらを買いこんでいたんですね。
 基本的にはチューニングパーツの店なんですが、製廃になっている純正部品やそれに準ずる代替部品も豊富に扱っていて、ある意味駆け込み寺です。値段もとても良心的で、特に高すぎることもありませんので、ここにあるものであればネットオークションで中古品を買うより安く新品が手に入ることも多いです。
 通販でも買えますが、実店舗もあるので現物見て買えるのはとてもありがたいですね。

 で、ここにボッシュの汎用アウトタンク・インジェクション用燃料ポンプがあったのでそれを購入。
 ついでにヒュージブルリンクだのサーモスタットだの消耗品をいろいろ買いこんできました。
 とりあえずこれでなんとかなるかどうかですね。

IMG_6889.JPG
posted by TAKAMI Yui at 00:18| Comment(0) | 430セドリック

2017年01月05日

燃料系その2

 なんか年が明けてました。あけましておめでとうございます。
 本年もよろしくお願いします。
 こちらは相変わらず430の不具合と戦っております。

 というわけで、ジャッキで上げてクルマの下にもぐりこんで見てみます。

 430の燃料ポンプは、右リアタイヤの内側少し前についてます。
 下からの衝撃に耐えられるようにしてあるのか、鉄板でガードがしてありました。
 見てみると、430の燃料ポンプ回りってこんな感じになってました。
 狭くて写真撮れないので手描きイラスト。

pump.jpg

 タンクからホースを通って流れてきたガソリンが燃料ポンプを通ってエンジンルーム内まで送られる。
 これはまあ、すぐにわかる。
 じゃあこの前後についてるのは何だ? フィルタか? でもエンジンルーム内にフィルタあるのにフィルタが三重になってるなんてことあるの?
 これはL型エンジン整備書にも430の整備書にも書いてない。なんだこれ?

 しかも、この後ろ側にあるやつから燃料がうっすら滲んでるんですよ。
 よく見たら数滴ですが、地面にガソリンが垂れてる。
 駐車場に停めっぱなしにしているときにはガソリンの漏れたあとができていたりしたことはないので、走った後(直前に少し走ってきた)にのみガソリンが垂れてることになります。

 で、日産のディーラの工場長に聞いてみた(ついでにここの部品の新品が出るか聞いてみた。のちほどぜんぶ製廃であることが判明)ところ、ポンプ前のはフューエルダンパー、後ろのはフューエルレギュレタなんじゃないかとのこと。
 フューエルダンパーって何してるかってと、要は燃料ポンプってのは常に動いてるわけで、それの音や振動なんかを抑えるためのものなんだそうな。へー。
 極端な話、それだけの装置なんで、故障してどうしてもどうにもならなければ多少音や振動は出るかもしれないけどなくてもいいものらしい。ほんまか。

 でも、もうひとつの後ろの部品。
 フューエルレギュレタはエンジンルームにあるんで、たぶんこのポンプの後ろのはレギュレータじゃないよなあ。だいたいレギュレターってマニホールドからの圧力を見てるわけだから、マニホールドにつながってないとおかしいわけで。さすがにこれはたぶん工場長の勘違いだと思われる。
 ということに工場長と話をしてるときには気付かなかったんだけど、これ、あとから整備書に載ってる「フューエルチェックバルブ」なんじゃないのかな、と思い立ちました。
 で、いろいろネットとかで調べてみると、別車種のフューエルチェックバルブと形がよく似てるんで、たぶんこれだろ、と。
 これも燃圧を一定にするための装置ですね。これならポンプの後ろにあってもおかしくない。

 ただ、今回に関してはどっちにしてもレギュレタは怪しい気がする。
 もちろん異音がするポンプも怪しい(そもそもポンプがそれに見合うだけの燃料を送り出せてないとすればこの前提も崩れる)わけで、ポンプも交換したいんだけど、ポンプも製廃。代用品を使うしかない。

 フューエルゲージのサビについては、あの上の部分はやはり結露とかでサビてしまうもんで、現役のときからサビてる車体がいっぱいあったとのこと。センサー類がちゃんと動いてれば、そのサビてる部分を磨いて切り下としてしまっても密閉性が保たれれば大丈夫でしょうとのことでした。まあ最悪こっちはどうにかなりそう。

 ただ、それとは別にフューエルレギュレータも怪しいんですよね。
 フューエルレギュレタってなにかってと、ポンプから送りだされた燃料をマニホールドの圧力と合わせて調整するための装置……なんだそうです。メカニズムに詳しくないのでこんなものがあることすら知らんかった。

 さて、そうするといくつか仮定ができます。
 ダンパー〜ポンプ〜チェックバルブを通った燃料は、通常であればそのフューエルレギュレタによって、マニホールド内の圧力に応じてインジェクタに送る燃料の量を調整しようとする。
 エンジン高負荷時にはマニホールドの負圧が小さくなる(ターボチャージャが動くから正圧になる)から、フューエルレギュレタはさらに多くのガソリンをポンプから送りだそうとする……けど、ところがどっこい、このレギュレタに不具合があるから、それに見合うだけのガソリンが送りだせない。燃圧が下がる。空気量に見合う燃料が送られない。だから高回転まで回らない。
 で、それでポンプから送りだされてもどってきてしまった燃料がチェックバルブの付け根から漏れてきてる……と考えれば、なんとなーくつじつまがあう気がするぞ。

 ただ、もっと単純に考えて、燃料ポンプ回り(ダンパーとチェックバルブ含む)がおかしくなっている確率のほうが高いです。明らかに変な音がしてるわけですし。
 通常時は普通に燃料を吸い上げるけど、高負荷時にアクセルを踏み込むと、燃料ポンプが不具合を起こして吸い上げられる燃料の量が少なくなってしまい、高回転域に見合った量を吸い上げられないか、あるいはダンパーかチェックバルブに不具合か詰まりがあって、そこで吸い上げられてインジェクタに届く燃料がアクセルを踏み込んだ量とエアフロから送られてくる必要な燃料に足りず失速する。走った後に燃料が垂れるのは、チェックバルブかポンプの不具合箇所からの漏れ。
 で、エンジンを一度オフにすると、燃料ポンプの電源が一度切られるので、再び燃料ポンプが動き出すから現象が一時的に直る……と。

 あるいは、燃料タンクの中にサビのカタマリがあり、ポンプがそれを吸い上げてしまってタンクから配管へのフィルタが詰まったとき、燃料が届かずに失速する、ってのも考えられるかも。んで、エンジンを切る……燃料ポンプの電源が切れると、吸い上げていたゴミが再び落ちるのでまた走り始めるけど、また同じように吸ってしまうと高回転回らなくなる、みたいな。
 タンクの中の燃料が少なくなってくると現象が顕著になるので、割とこれもつじつまが合います。
 でもそれだと、アイドリング時には普通に吹けあがるのの説明がつかないかな。あと同じ回転数で頭打ちになるってのもおかしいか。

 続く。
posted by TAKAMI Yui at 15:02| Comment(0) | 430セドリック

2016年12月29日

燃料系その1

 ネットでいろいろ検索してみると、430や130ZなどのL20型EGIエンジンでは、わたしがいま悩まされている高負荷時の加速不良とほぼ同じと思われる現象に悩まされている人は少なくないようでした。
 で、そういう方々のほとんどは、燃料ポンプまわりの配管とかにタンクから吸ってしまったサビが詰まってる、という現象によるものっぽい。
 そこはまだ見てなかったので(めんどいから後回しにしてた)、ちょっと時間を見つけてタンク回りを見てみることに。

 ピュアトロン(空気清浄機)やリアエアコンがついてない430のハードトップやセダンは、タンクの確認はとても簡単で、トランクの内張りのシート側をはずす(ネジ2本とピンで停まってるだけです)とそこにガソリンタンクが鎮座しています。
 これだけで配管まわりにはアクセスできます。

 まずは燃料ゲージのチェックから。
 コネクタをはずし、上で留めている押さえをひねれば取れます。
 こいつはこんな感じ。

IMG_6837.JPG

 ……こりゃあひでえ。

 と思ったんですけど、サビてるのは上だけで、下のフロートやセンサー部分にサビは見えません。
 これならまあ使えるだろと思って、サビてる部分を磨き、完全に腐ってる部分はちぎり取ってもう一回使いまわしました。どうせ部品でないだろうし、また時簡たてばサビてくるだろ、こんなものは。
 この完全に腐ってる部分がタンク内に落ちるほうが怖い、っていうか、もう落ちてるんじゃないの。

 で、タンク内。
 その状態で車内のリアシート後ろ、リアスピーカとかがあるボードをめくります。
 これはツメでとまってるだけ。
 これもリアエアコンやピュアトロンがついてると、まずそれらの取り外しからなので多少面倒です。

 これをはずすと(完全に外さないでも大丈夫)、ちょうど燃料ゲージの刺さっている穴の真上にのぞき穴があるので、ここから恐る恐る確認する……と。
 あれ? あんまりサビてないぞ?
 むしろキレイっぽくない?

 ガソリンがある程度入ってしまっているので完全にはわからないんですが、少なくとも見て見るからにヤバいっていう感じではないっぽい。
 一度完全にガソリンを抜いて調べてみないとわからないけど、たぶん大丈夫なんじゃないかな。

 じゃあ次はポンプか?
 実は最近、キーをACCの位置まで回すと、「グイーン」という音がすることがあるんですよ。
 エンジンかけちゃうと気にならないんですが、運転席にいても聞こえるくらいのなにかの作動音。することもあればしないこともあるんですけど。
 エンジンルームじゃなくて床下から聞こえるんで、これ燃料ポンプの音じゃないの? ってのは、ちょっと前から思ってたんですよ。
 燃料ポンプの「ジー」という音じゃなくて、もっとこうモーターのような「グイーン」っていう派手な音だから、これが燃料ポンプからの音だとすると明らかにおかしい。

 わたしは昔W210メルセデスベンツに乗ってたことがあって、メルセデスはキーACCで燃料ポンプが作動するので、一度ACCにして2、3秒置いて燃料ポンプが燃料を送ってからエンジンをかけたほうがポンプが長持ちするという話を聞いて以来、この「ACCで数秒待ってからエンジンをかける」のがクセになってるんですけど、そのせいでこの2、3秒の間にこの音がすごい気になる。
 あと最近車内が明らかにガソリン臭い。

 総合的に見てポンプ回りが怪しい。
 ……続く。
posted by TAKAMI Yui at 00:10| Comment(0) | 430セドリック