2018年05月08日

メッキ磨き

 錆との戦いは430だけの専売特許ではなく、バイクでも発生します。
 特にバイクはメッキ部分ですね。
 ウインカーとかは点錆が出やすいし、マフラーも同様。さらにマフラーはそこに熱が入るので、これが一度錆びると落ちません。落とすならメッキごとはぎ取るしかない。
 しかしこれが錆びると一気にみすぼらしくなるのがメッキパーツの困ったところです。

 で、いままで様々なメッキの錆落としケミカルやらを試してみて、台所用のボンスターとかそれなりに効果があったんですが、最近はコレ。

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 ワコーズのメタルコンパウンドです。
 いまのところこれが一番いい。430のメッキ部分を磨くために買ったんですけど、バイク関係もコレでいけます。
 とりあえずなにはともあれ。
 うちのバイク類の中でいちばん酷いのは、スーパーカブ90のマフラー。

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 点錆が浮きまくってます。
 これ、買ってからあまり乗らずに青空駐車で止めておいたらこんなんなってしまいました。
 こうなってしまうともう完全には落ちません。
 まあ、いちおう新品マフラーも買ってあるんですけど、とりあえず現状なんとかしてみましょう。
 正確には昔一度なんとかしたんですけどね。

http://takamagahara.sblo.jp/article/124973488.html

 この記事。ボンスターで磨き倒して相当落としましたが、まだまだこんなもんです。
 これをメタルコンパウンドで磨いてみると、

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 手前が磨いたところ。
 横の磨いてないところと比べると、その違いは明らかです。
 錆が落ちるだけでなく、ちゃんと光沢が戻るんですよ。
 もちろん地金まで食ってる錆を落とすことはできないんですが、だいぶ目立たなくすることはできます。

 これはモンキーのフロントウインカー。

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 あまり目立ちませんが、クロームの感じが消えて、薄く点錆が浮いてます。
 これはちょっと磨いただけでこんな感じに。

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 見事に光を取り戻した。
 同じくモンキーのフュエルキャップ。

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 わかりやすく細かい錆が浮いてるし、輝きもなんだかぼんやりしてます。
 これが、

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 手前が磨いたところ。磨いたっていうか、ウエスにつけて数回拭いただけ、ってのが正しい。
 それでもここまで光沢がもどってきます。
 地金まで食ってなければ錆も落ちます。ブラボー。
 これを数回繰り返せば、地金まで食ってる点錆以外は全部落ちてくれるでしょう。

 メッキ用とか金属用コンパウンドはいくつも試してみましたが、これがいちばん落ちますね。
 上の写真はほんとにちょっと、せいぜい1分くらい磨いただけなんで、これ根気強くやればものすごく綺麗になるんでは、と。

 ただし欠点がひとつ。
 これ、なかなか売ってないので、手に入れようと思ってもすぐに手に入らない。
 もともとワコーズって基本的には整備工場とかにしか商品を卸してないんで、オートバックスみたいな自動車用品店とか、あるいはホームセンターとかではなかなかワコーズの商品そのものをあまり見かけません。
 フューエルワンとかの添加剤は有名になりすぎて割と自動車用品店にも置かれてたりしますが。
 わたしが住んでるエリアではいちばん大きいオートバックスの東雲店にも、このメタルコンパウンドはもちろん、ワコーズ製のオイルなんかも置いてませんでした。
 逆にちょっとこだわりのある自動車整備工場なんかでオイル交換を頼むと、自動的にワコーズのオイルが使われてることも多いです。
 とはいえいまではわざわざ店に行かないでも、アマゾンとか楽天とかみたいなネット通販である程度安価に買えるんで、そのへんはあまり関係ないかな。

 値段もピカールとかソフト99とかと比べると高いです。だいたい120グラムで1700円くらい。ピカールならこれの2倍の量入っててもこの半額くらいで買えますから。あんまり無駄遣いできないのもこの手のものではちょい痛いかな。落ちるまでガンガン使って、みたいなことやってるとあっという間に財布も軽くなってしまうので。つい楽しくなって必要以上に使いたくなるんですけど、それができないのは痛し痒しです。
 とはいえ、結局仕上がりはこっちのほうがいいんで、なんだかんだでこっちを使ってます。ピカールみたいな安い研磨剤でダメならこっち、みたいな感じで使い分けるといいのかもですね。
posted by TAKAMI Yui at 00:39| Comment(0) | ツール・ケミカル類

2018年05月07日

FRP部分の小傷を補修してみる

 Dテントむしは車体はトヨタのタウンエース/ライトエースですが、居室部分は完全にバンショップみかみで作られているものです。ボディカラー(白の下に入るストライプ部分)も好きに選べるので、わたしは薄い紫にしてもらいました。

 余談ですがこの色、Dテントむしの標準色の「ラベンダー」とも違います。あれよりはるかに薄く、イメージとしては30プリウスの薄紫からメタリックを抜いたもの、というオーダーでした。
 さらに余談ですが、Dテントむしを購入する際にこのブログを発見し、色についてこのページを参考にしたいただた方がいたとかいないとか。ということはこの紫は最低でももう一台はどっかで走ってるのかな。よくわかりませんが。

 でまあ、それはそれで楽しくていいんですが、困ったことがひとつ。
 擦ったりぶつけたりして修正する際、色をオリジナルで合わせていく必要がある、ということです。
 前部分のタウンエーストラックそのままの部分はぶつけても普通のタウンエースに使われているソリッドの白のスプレーとかをオートバックスとかで買ってくればでいいんですが、後ろの紫の部分はそれではダメです。色を調合しないといけない。
 で、困ったことに、この部分が擦りやすいんですよコレが。

 まあ、板金塗装を修理工場に出す場合、たとえ標準色でもクルマによって色が褪せていたりもするのでそれをベースにボディの現色に合わせて調色していくんですが、なかなかそれは素人には難易度が高いものです。
 素人補修ができないんですね。塗料がないから。

 で、わたしも例外ではなく、一時期とても狭い駐車場を借りていた時期があり、そのときにブロック塀にわずかに当たってしまい、リアバンパーの右側に傷ができてしまっていたんです。
 そんなに目立たないんでそのままにしていたんですが、先日店の駐車場でバックカメラの視覚に隠れていた電柱にバックで当ててしまいまして。
 バックでのスピードなんで、電柱は傷一つなかったんですが(相手が人とかクルマじゃなくて本当によかった)、バンパーは左端の部分が割れて5センチ四方くらい割れてしまい、さすがにこれは看過できないというレベルに。
 FRPなんで押される方向にはきわめて弱いんですね。

 仕方ないんで、家のそばにある自動車工場に持ち込み、修理してもらったんですが(これが預けた翌々日には終わっててびっくりした)、その際に調合した塗料を分けてもらったんですよ。
 コレをタッチペン変わりに使えば反対側も修正できるんでは、と思いまして。
 まあ、この手の塗装ってむっちゃくちゃ難しいし、430の部分塗装でも失敗してるので綺麗にはならないのはわかってますが、いまのままほっとくよりはいいでしょうということで。

 用意したものはサンドペーパー、細目コンパウンド、仕上げ用極細コンパウンド、コンパウンドシート、ラッカーシンナー。あとは適当なタオルとか。

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 まずはサンドペーパーで傷を磨き、できるだけ平らにしてやります。
 目の粗いものから細かいものへ。全体的に平らな感じになればOKです。

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 そこにラッカーシンナーを吹き、一度脱脂をしてやって(ちなみにこれ、塗料が新車に近いときだと塗料を溶かす可能性があるので、使うならシリコンオフとかブレーキクリーナーのほうがいいと思います。買いに行くのが面倒だったのでコレを使っただけ)、コンパウンドシートと極細コンパウンドでさらに磨き倒します。

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 あんまり変わってないように見えますが、これが実際に見てみるとけっこう違うんですよ。
 そこへコレ。塗料。

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 ハケなんで綺麗に塗るのは無理です。いや器用な人ならできるでしょうけど。

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 ボコボコしてますねえ。
 でもこれでも、少し離れればわかんなくなるので、一般的にはこれでもOK。
 ダマになってるのは脱脂が足りなかった証拠なんで、綺麗にやるならもっと徹底的に脱脂してさらに平たく塗るように細かい筆を別途用意すれば大丈夫です。わたしはもう面倒なんでこれでいいやってことになった。
 これで丸一日放置し、塗料を乾燥させます。

 あとは仕上げ用コンパウンドでさらに磨き倒し、ボコボコしてる部分をなるべく平らにします。

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 これくらい離れてみるとよく見ないとわからんだろ。
 好みでクリアを吹いてもいいですが面倒なんでこのままです。
 ちゃんとやるなら色の境界をボカすようにシンナーで薄めてやって色の境目がわからないようにするほうが正解。

 ……これを補修と云っていいのだろうか……。
 こういうのはほんとに根気と手先の勝負なんで、やるならちゃんとやりましょうね、という話。
 まったく参考にならん記事だな。

 ちなみに(今回こればっかですが)、上の写真を見ると、リアバンパーにブツブツした気泡や割れがあるのがわかると思います。
 コレ、別にぶつけたとかいうことではなく、「勝手になってしまった」んです。
 保管状況にもよるんでしょうけど、青空駐車だとこんなもんみたい。
 下のFRPから気泡が浮いてきて、それが塗料の上に出てきてしまっているようです。
 これを直すんであれば、一度気泡が出ている部分やヒビが入っている部分を上の要領で一度完全に平らにして、上から塗料を吹く必要があります。
 こうなるともう金額が莫大になりすぎるので、あまり現実的ではありません。
 それならもうもとの色にこだわらず、自動車用のスプレーを買ってきて色そのものを変えてしまったほうがよいかもしれません。
posted by TAKAMI Yui at 12:58| Comment(0) | ツール・ケミカル類

2018年05月03日

水温計取り付け(Pivot ブーストメータ DSB) その2

 前回の続き。いざ実作業です。

 エンジンは一晩エンジンをかけないで放置したまま、冷え切った状況です。
 ラジエータのアッパーホースを切断するので、本来ラジエータから水を抜いてホースを外してからやる作業なんですが、ためしにそのままでやってみました。たぶんやりかたとしては間違ってると思います。

 まずホースをラジエータ側でクランプで掴み、ラジエータ側からの水の逆流を最小限にします。
 S412Uの場合、ラジエータのアッパーホースはエンジン側からラジエータへ上に向かって伸びているので、エンジンをかけずに水がエンジンに回っていない状態であれば、物理的にラジエータホースを切断しても水の漏れは最小限のハズです。
 ただ、ラジエータ側(つまり上側)を掴んでおかないとラジエータから水が漏れてくるので、それを防ぐための手段ですね。
 かえすがえすも、本来であればラジエータのアッパーホースを取り外してやるべき作業なんだと思うんで、そうすると必然的にクーラントは入れ替える前提になるかと思います。
 それをなんで付けたままやったかというと、単にめんどくさかっただけなんですけど。

 ラジエータ内の圧を少しでも減らすために、ラジエータキャップを外し、水温センサを取り付ける際に余る分だけマジックでマーキングをして、アッパーホースを切ってやります。実測でだいたい2センチくらい。
 ついつい気持ち的に少し多めに残しておきたくなりますが、そうするとホースが曲がってしまってアタッチメントのつなぎ目から水漏れを起こす可能性があるので、逆に気持ち多めに切ってあげるくらいでちょうどいいです。
 切るとホースに入っている水が漏れてくるので、下にバケツを置いて水を受けました。
 クランプで挟んでおいたのがよかったのか、ほとんど漏ってこなかった。たぶんコップ1杯もなかったんじゃないかな。
 そこにセンサを挟み込み、ホースバンドで上下を締めつけてやります。
 ホースバンドは、これでもか!ってくらい強く閉めてあげてください。
 圧がかかるところなので、緩いと簡単に水が漏れます。
 水が漏れると後々面倒なことになりますので、これ以上閉まらねえ!ってくらい締めあげるのがコツです。
 終わったら、抜けてしまった分のクーラントを足して、クーラントのエア抜きをしてラジエータキャップを閉めて終了。
 エンジンルームと一体になってる乗用車と違ってこの手のボンネットタイプのワンボックス車は、フロントのボンネット内には手が入る範囲はそれなりにあるんで、ラジエータホースを車体から外さないでもまあなんとかなります。

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 センサーとアタッチメントはこんな感じで付きます。
 ラジエータの上にホコリが積もってたんで軽く拭き掃除してやりました。

 で、メーターはこんな感じ。

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 これはサーモスタットが開いた後です。
 サーモが開くまでは30度くらいをずっと指したままで、ある程度時間が経つと一気にこれくらいまで温度が上がります。走ると90度を少し超えるところで上下するようです。

 とりあえずこれで完成。
 クルマのコンディションを知るには悪くないかな。
posted by TAKAMI Yui at 01:36| Comment(0) | Dテントむし

2018年05月02日

水温計取り付け(Pivot ブーストメータ DSB) その1

 アタッチメントが届いたので、水温計を取り付けることに。
 取り付け車両はDテントむし。ベースで云うとS412Uタウンエース/ライトエーストラック。
 こんな実用車に水温計付ける人なんぞそんなにいないと思うので、役に立つ情報なのかどうかは甚だ疑問ですが。

 さて、こっから先は「知ってる人は知ってるよ!」という、水温計とはどんなもんで、どこに取り付けるのか、というハナシ。
 知ってる人は適当に読み飛ばしてください。

 いま一般的に売られているクルマというのは水冷エンジンという、水でエンジンを冷やすシステムが採用されています。バイクなんかでは一部空冷という空気のみで冷やすシステムが採用されているものもありますが、クルマは基本的に水冷でしょう。
 ラジエータの水をエンジンに回し、エンジンを冷やして、それをまたラジエータに戻してから水そのものを冷やし……というのを繰り返すわけですね。
 当然、この水の循環サイクルがなんらかの理由で切れると、エンジンが過剰に熱を持ち、壊れてしまいます。これがいわゆる「オーバーヒート」ですね。
 なので、オーバーヒートが起きているかどうかはここで循環している水の温度を見ていればわかるんですが、標準でメータ内についている水温計は、基本的にはそんな過剰に動きません。真ん中あたりを指したままです。
 もちろんオーバーヒートが起きていたら水温計は動くと思いますが、それでも決して正確ではないわけです。
 そのために後付けの水温計をつけるんですが、これの取り付け位置は車種などによっても違うんですけど、基本的にはラジエータのアッパーホースを切断し、そこに水温センサを挟み込んで付けることが多いです。
 ごく簡単に云えば、ラジエータの水はロアホースというラジエータ下側のホースを通ってエンジンに行き、エンジンを冷やした後にアッパーホースという上側のホースを通ってラジエータに戻ってきます。
 つまり、アッパーホースに水温計をつけるということは、なんの温度を測っているかというと「エンジンから戻ってくる水の温度を測っている」ということです。
 ロアホースに取り付けてももちろんいいんですが、ロアホースに流れている水は「ラジエータで冷やされたばかりの水」なので、エンジン内の水温はわかりません。ラジエータそのものが壊れていない限り、ロアホースの水は「冷えていて当たり前」なんですね・
 アッパーホースに付ければ、エンジンから流れてきた直後の水になるわけなんで、たとえばこれが過剰に水温が高ければ、「エンジン内に過剰に熱くなった水が流れている」ということになりますので、よりいまの状況が危険かどうかがわかるわけですね。

 が、ひとつ問題があり、クルマには「サーモスタット」という弁のような部品がついています。
 これはなにをするものかというと、水の周りをコントロールするための部品です。

 というのは、水はつねに冷えてればいいかというとそうではありません。
 エンジンをかける前は水温は低い状態なんですが、エンジンは逆にある程度熱を持つ必要がありますし、ヒータなんかはこの水を使って温めるので、ずっとラジエータとエンジン間を行き来していると、エンジンに回る水はラジエータで冷やされてしまい、エンジンに必要な熱はなかなかいきわたらず、かつヒータも使えない、という状況になってしまいます。
 そのために、効率的に水を必要なぶんだけ温めるため、「水温がサーモスタット指定の温度になるまでは、ラジエータを経由せずエンジン内だけで水を回して早めに温めてください、必要な温度になったらサーモスタットを開き、ラジエータを経由させて水を冷やします」というシステムがあるわけです。
 通常のサーモスタットは81度とかで開く設定になっているので、エンジン内だけを水が周り、水温が81度になったら弁が開いて水がラジエータに行くようになります。

 なんでこんなことを長々書いているかと云うと、このアッパーホースにつける方法では、実はこのサーモスタットが開いていない状況では、エンジン内に回っている水の温度がわかんないんですよ。
 だって、水温センサをつけているアッパーホースを水が通るときというのは、サーモスタットが開いたときですからね。
 つまり、ここにセンサがついていると、温度計はサーモスタットが開くまではずっと30度くらいの低い温度を指したままで、サーモスタットが開いて水が流れ込んだ瞬間に80度くらいまで一気に上がります。

 でもコレ、実はあんまり問題ないんですよ。
 もちろんリニアに水温がわかればいいんですけど、一度サーモスタットが開いたら走ってるうちは閉じることはないし、オーバーヒートする危険性があるのはサーモが開いて水温が上がりきっているときですからね。
 もちろん、逆にいつまでたっても30度前後のままだったら、それはそれでサーモスタット周りが不調なのかな、というのがわかるので、これはさほど問題にはならないわけです。

 ……とまあ、長々書いてきましたが、ここから先は取り付け。

 とりあえず、水温センサーのアタッチメントはトラストのもの。
 このアタッチメント自体はアップガレージとかオートバックスみたいなとこでも売ってますけど、なぜか売ってるのってJURANというメーカーのものばかり。
 どうも調べてみると輸入品らしく、たぶん問題なく使えると思うんですけど、ネットだと値段もあまり変わらないのでいちおうちゃんとしたメーカーのものにしました。
 このへんはオイルのセンサーアタッチメントと一緒ですね。

 これと万が一失敗したとき用に、純正のラジエータのアッパーホースを部販で買っておきました。

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 部品番号16571-BZ160、HOSE, RADIATOR。1200円くらいだったかな。

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 よく見ると「MADE IN INDONESIA」。部品もインドネシア製なんですね。

 アタッチメントの径が実測だったのでいまいち不安だったんですけど、この予備ホースに試しにはめてみたらジャストフィット。30φでOKです。

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 これに水温センサーをねじ込み、メガネで締めつけます。
 漏れ防止のテープが巻いてあるので相当固いですが、ここはもう無理やり。

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 こんな感じのものを用意しておきます。
 とりあえず部屋の中でできることはこれで完了。
 オイルのアタッチメントと同じく、アタッチメントをつけてからセンサーを付けようとするとむっちゃ大変なので、事前にやっておくと楽です。

 あとはマジックとクランプ、ノギス、補充用クーラント、そしてラジエータのホースを切るためのホースカッター。これはカッターナイフとかでもいいんですが、あると楽なので。それにメガネレンチとかそういう類の工具類です。

 ……長くなったので今回はとりあえずここまで。
posted by TAKAMI Yui at 15:11| Comment(0) | Dテントむし

2018年04月26日

追加メーター比較 Defi Racer Gauge/Pivot

 というわけで、現在、DテントむしにはPivotのブースト計(水温計にもなる予定)とスピードメーターとタコメーター。

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 430セドリックにはDefiのブースト計と油圧計、油温計がついています。

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 あとトラストの機械式ブースト計もありますが、これは使ってません。機械式はやはり設置が難しい。電気要らないから確実でいいんですけどね。
 PivotのタコとDefiのブースト計が52φ、Pivotのスピードメータがデジタルのほかは全部60φです。
 取り付け方法は、タコメータがOBD2からとる方式、スピードメータが車速パルス、ほかはぜんぶセンサー式です。ブースト計はセンサー式っていうのかな。よくわかんないですが。

 ちょっと比べてみますと。
 Pivotの52φタコはちょっとバックライトのLEDが暗いので、少し見づらいのが気になります。
 あと、これはOBD2からデータを拾ってるからかもしれませんが、回転数を上げていけばそれにあわせてリニアに針は上がっていくんですけど、たとえばアイドリングしてるときとか、普通もうちょっとヒクヒク動くんじゃない?ってとこでも、びしっと決まったところを指して止まったままだったりするので気分的な盛り上がりには少し欠けます。
 とはいえ、きっちり回転は拾ってくれますから、それで困ることはないですけど。
 Pivotは基本的にバックライトが白なのですが、それはとても見やすくていいです。上にも書いたけど52φのほうももう少し明るいと嬉しい。60φのほうはバックライトも明るくて見やすいんですけどね。
 デジタルメータのほうはすごく見やすくて、ブースト計に内蔵されているもの(いまはセンサーを配線してないので電圧計になってますが)とスピードメータは赤いデジタル数字なんですが、これがなぜかわかりませんがむちゃくちゃ見やすいんですよ。昼でも夜でもかまわず見やすい。これはすごくいいです。
 なにより、ああいうコンパクトで比較的安価なデジタルメータは国産品ではなかなかないので、それも大きな武器でしょう。
 ただ、Pivotのデジタルメータはセンサー式がなく、基本的にすべてOBD2接続なので、430とかのOBD2がない車種では使えません。これが一番の欠点かなあ。ほんとは水温油温もデジタルでコンパクトにつけたかったので、Pivotのブースト油温水温のデジタル計が430に付けられたら最高だったんですが。

 あ、そうそうあともうひとつ、わたしの買ったブースト計(DUAL GAUGE DSB)だけなのかどうなのかは知りませんが、これ電気式ではあるんですけど、設置する際にプレッシャーレギュレータから分岐させたホースを一段階細くて固いPVCみたいな材質のホースに変換させて、そのPVCホースを車内に入れる必要があります。ので、たとえばドアで挟まるような場所に配線してしまうと、ドアを閉めたときにPVCホースが潰れてしまって動作しなくなってしまいます。
 Defiの場合はセンサーがボンネット内で完結し、センサーからは細い電気配線しかないので、ドアの隙間から通してドアを閉めて配線がドアにある程度押しつぶされても動作します。もちろん配線がちぎれてしまうようでは困ってしまいますが。
 これは素人作業ではけっこう大きいかもしれません。わたしは正直コレにハマってしまいまして、このブースト計の430への設置を諦めたとこもあります。ていうかコレならホースの取り回し次第では機械式でもかわんないじゃん?って気もします。

 Defiは基本的にすべてOBDではないセンサー式のメータが売られているので、アナログな設置方法だけでどうにかなります。値段もPivotと比べてそんなに違いはありませんし、むしろちょっと安いくらいかな?って感じです。
 ただし、センサー式のものだとPivotにあるようなデジタルメータやひとつのメータの中に複数のデータが表示できるようなデュアルメータがラインナップにないので、基本的にはすべていわゆるひとつひとつのアナログメータになります。
 こちらはバックライトの色が選べる(買う時に選べるだけで買ってから自由に変えられるわけではない)ので、たとえば油温と油圧は青で水温は赤とか、そういうふうに自分でぱっと見たときに判断しやすいです。数字の書体の見やすさも個人的にはDefiかな。
 ただ、これはもう個人の好みだと思うんですが、わたし個人的にはメータはデジタルのほうが好きです。特に温度計はね。
 アナログだと、「だいたいこのへん」っていうのを覚えておかないと、たとえば異常が発生してて注意してメータを見ていなかったとき、なんとなく視覚に入ってきても見逃してしまう可能性があるので。デジタルなら「あれもう100度こえてるじゃん!」とかいうのが数字で入ってきますからね。慣れてしまえばそんなことはないんでしょうけど。
 あとデジタルのほうがコンパクト。これはとても重要。何度も書いてる通り430のほうにはあんまりこれ見よがしにメータを配置したくないんですよ。
 取り付けについては、先に書いたブースト計のホース以外は特になにか変ることはないんですが、電源回りでいうと、DefiはILLとBATT電源の配線があります。まあ、なくても動く気はしますけど、配線しろと書いてあるからにはBATTだけはいちおう配線してあります。ILLは配線してませんが動作してるので別にいいです。これがじゃまくさいといえばじゃまくさいかも。PivotはACCとアースだけです。

 おそらくBATTを接続するのは、エンジンを切った時に針をゼロ位置に戻すためだけなんじゃないかなと思うんですよね。たとえばブースト計なんかだと、エンジンをかけるとマニホールド内は負圧になりますから、普通にアイドリング状態であれば、針の位置は負圧を指しているハズです。
 その状態でエンジンをオフにすると、BATT電源が接続されていない場合、メータへの電気供給も切れてしまいます。機械式メータであればそのままゼロ位置まで動きますが、メータの針を電気で動かしているセンサー式のメータでは、アイドリング時の負圧を指したまま電気供給が切られると、その位置で針が動けなくなってしまうワケです。
 もっと極端な例では、たとえばエンジンを回してセンサー式のタコメータが4000回転を指しているとします。そのときになんらかの原因でメータへの電源供給が止まってしまうと、メータの針を動かす電気がなくなってしまうんで、4000回転のまま針は止まったままになってしまうんじゃないかなと思うんですね。
 実際、Pivotのブーストメータは、エンジンを切った後にもアイドリング時の負圧状態のまま針が止まっています。もちろん再度エンジンをかければまたちゃんと動きだしますので機能に問題はありません。ありませんが、止まった状態で負圧を指してるとなんか壊れてるんじゃないのってことにもなりかねないし、なにより見た目にもあまりよろしくない。

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 Pivotブースト計をアイドリング状態でエンジンを切った状態がこんな感じですね。
 ご覧の通り、針が負圧を指したままになってます。ここからゼロ位置に戻るとかいうことはなく、このままです。
 一度ACCにするとゼロ位置に戻ります。
 タコはOBD2がBATTを持ってるので、タコの針はゼロ位置に戻っています。

 これがBATTが接続してあると、エンジンを切った後でもメータに電気が供給されているワケですから、「ACCからの接続が切れたらBATTからの電気で針をゼロに戻す」という機能が使える……ということで、DefiのメータにはBATTがついてるんじゃないのかなと勝手に推測してます。
 ってことは、それを気にしなければBATTへの接続は必要ないし、BATTのかわりにACCとかIGNとかにこの線を繋いでもまったく意味はないってことですね。たぶん。
 ま、IGNやACCが取り出せてる状態ならBATTを取るなんてのはそんなに難しくないハズなんで、接続してあげましょう。 

 トータルでいくと、見やすさのDefi、コンパクトさのPivotって感じですかね。配線しやすさはBATTが必要かどうかだけなんであんまり変わりません。ブースト計に限っては大きく制限があり、Defiに分がありますが。
 対応している車種であれば、PivotにもDefiにもOBDからデータがとれるものがあるので、配線がめんどくさければOBDで繋げば簡単です。本来あんまりOBDコネクタをそういう風に使わないほうがいいんでしょうけど。
 メータ自体の正確さはわかりません。だってたとえば、いま実際の油温が何度かなんてわかんないですから、メータが指してる値を信じるしかないわけで。ただどっちもとんでもない値を指してるってことはない(タコメータが3SZ-VEなのにいきなり10000回転回るとか、L20ETのブーストが1キロかかるとか)ので、そのあたりはどちらもさすがに信頼の日本製なんじゃないかな。
 いまのところ、取り付けに制限がある古い430に設置するならDefiしかなく、取り付けに自由が効いてこれ見よがしにメータを設置しても別に気にならない新しいS412Uに設置するならPivotです。
 Defiのようにセンサー式で動いて、Pivotのブースト計内油温計みたいにデジタルで油温水温を表示してくれるメータがあれば最高なんだけどなあ。
posted by TAKAMI Yui at 13:29| Comment(0) | ツール・ケミカル類